パートナーに「負けねぇぜ!」と無意識に思ってしまう。【アメブロ「大人の恋愛術」より】

パートナーになぜだか「負けたくない!」という思いを持ってしまう。

「私の方が大変だし!」
「私の方が頑張っているし!」

と思ってしまう。

そんな心理はどうしておこる?

隔週金曜日のアメブロ、大人の恋愛術。
本日の記事です。

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雪だるま  雪だるま

 

「御社に入社しましたら、是非海外に活路を見出す

仕事を手掛けてみたいと思います。

交換留学生として大学時代には1年海外に行っており、

長期の休みの時にインターンの経験も積みました。」

「アパレル業界で、多くの女性に買ってもらえるトークを

あれこれと蓄えるために、多くの店舗に足を運びました。

絶対に「使える人材だ」と思っていただけると思います!」

なんて堂々と自己アピールを面接でしないと

いけない。

勝ち残るために。

そして晴れて入社できても、

今度はどんどん数字を結果を求められる。

社会は平成の今でさえ、男性社会だから。

だから、女性の私は頑張らなきゃならない。

勝ち残るために。

プレゼンでは、わかりやすく論理的に話をすすめて

営業会議では皆を納得させなきゃならない。

そのためには理詰めでいくしかないか。

 

資料をもっとそろえなきゃな・・。

勝ち残るために。

雪だるま  雪だるま

そうして縁あって結婚した。

家庭でも「勝ち残るために運動」は継続される。

なぜなら長年刷り込まれた生き方考え方だから。

権利を勝ち取るために私たち女性は戦う。

あなたと私は同じ親という立場なんだから、

 

あなたも育児をする義務があるよね?

私には休みを取る権利がある。

土曜日は私が育児するから、

日曜日は全日あなたが育児をしてよね?

文句はないわよね?

え?

金曜日はあなたが子供をお風呂に入れる担当の日だよね?

なのにできない?

え?飲み会?

ルールはルール。

知ってる?ルールは守るためにあるの。

ルールを破ることはいけないことって習ったでしょ?

そんな飲み会、断って頂戴!

私も育児と仕事の両立、頑張っているの!

 

あなたももっと頑張りなさいよ!

私の方が数倍頑張ってるじゃない!

雪だるま  雪だるま

社会では

負けないように。

そして誰よりも自立しなくちゃ。

正しいことは間違ってはいない!と声をあげなければ。

の考え方がおそらく大事。

うまくいくことにつながることでしょう。

でもパートナーシップではなぜかうまくいかない。

「夫婦関係がおかしくなってきた。

パートナーに怒りしか感じなくて、

全然幸せじゃないのです!」

「夫がいきなりブチ切れて、

「もう離婚だ!」っというのです。

私、正しいことしか言っていないのに!」

こうしてカウンセリングに駆け込んでくる人たちは

毎年毎年後を絶ちません。

雪だるま  雪だるま

先日朝日新聞のデジタル版に

「女子力向上を掲げる学校が増えた」

という記事が載りました。

でも、ここでの女子力というのは

「明確なビジョンを持ってしっかりと自立できる女性になる」

「(社会に)必要とされ、頼りにされる力」

と説明がされておりました。

この記事を読んで、

あ~、そうだった。

 

家では、しっかりしろ。

何でも自分でできなければならない。

と教えられ、

学校では

偏差値の高い学校を推奨され、

成績のいい子は先生から評価された。

だから頑張る、しっかりする、

ということが良しとされていた。

ほんと、子供時代はそれが全てなように教わったよなぁ・・。

ということを思いだしていました。

パートナーシップには

これは当てはまりませんよ!

と教えてもらっていたら、

もっと皆恋愛や結婚はうまくいくんだろうなぁ・・・

と思うのです。

雪だるま  雪だるま

私たちは自分たちが思っている以上に、

 

「競争意識」

「正しさの競争、追及」


 

という考え方を心の中で思い込んでいます。

本当に、ねぇ、刷り込まれてきた、といいますか。

長年の教育とは、いやはやすごいものです。

そして育ってきた途中で、

女性だから、という理由で傷ついた経験

があるのかもしれません。

本来の理由は女性うんぬんではなかったのかも、ですが

それに結びつけてしまう心理だったかもしれませんね。

「あー、私が女だからなのね・・」

と思わせるような出来事だったり。


長年心にしみつけた考え方ですので、

常に無意識にパートナーと競争してしまう。

どっちがメールの回数が多いか

どっちから誘ったデートが多いか

どっちの方が(家事など貢献度を)頑張っているか

どっちがお互いに関心を向けているか

どっちが愛情を表現してくれているか

どっちが優しくしてくれているか

どっちが正しいか間違っているか

あげたらキリがありません。

女性は特に無意識に

おちんちんが付いていないことからの不完全感から

「男性に負けている」という思い込みが最初からあるため、

「負けるものか!」

という思いがあります。

なのでついつい

「勝たねば!」

と思ってしまいます。

でも、

「ぜってぇおめぇには負けねぇぜ!」

と中指を突き立ててるような相手を

「うふっ!素敵だな☆!

愛しちゃお!」

なんてよっぽどのMの人以外は思えないでしょうね。

「なんなんだよ!」

とイライラ感を感じることが出て当たり前、ではないでしょうか?

雪だるま 雪だるま

無意識に

「勝たねば!」

という思いがあるかも・・・?

そんな気持ちでどうか女性の皆さまは心を見てみてほしいのです。


あれ?

なぜだか

「彼には負けたくない!」

って思っているぞ?

ともしも気がつかれたら・・・

「パートナーは競争相手じゃないぞ!」

と、向けた銃をどうかおろしてほしいのです。

で、その後は?

長くなりましたので、過去のこの記事に引き継ぎましょう。

 ↓   ↓   ↓

「女性性と競争意識」

 

===

カウンセリングは、予約センターにてご予約を入れてご利用くださいませ。

電話番号:06-6190-5131 

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皆さまからのご予約、お待ちしております。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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