釣った魚にえさはあげない?【アメブロ「大人の恋愛術」より】

最初は彼があれこれ尽してくれたのに、
最近は「放置プレイ」な感じ。

男って、「釣った魚にえさはあげない」のでしょうか?

そんなご相談、多いのですよ^^

隔週金曜日にアメブロで執筆中の「大人の恋愛術」。
こちらでもご紹介させてくださいね。

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最初は彼の方からグイグイと迫られてた。
猛アタックされて、
そこまで言うんなら、まぁ付き合ってもいいかな。
そんな
「私が上から目線的」で始まった恋。
でもある時から、私の方が好きになっちゃって。
彼のテンションは下がってきたような気がする。
なんだか私、ほっとかれているような。
釣った魚にえさはやらない。
そんなたとえがピッタリのような、彼の態度。
本当はもっともっと会いたいのに。
仕事が忙しい。
ごめん、友達とボディボードやりに行くから。
そんな感じでなかなか会う時間を作ってくれない彼。
そんな感じだから、
せっかく会えても、
イライラした態度をとっちゃったり。
前みたいな、グイグイと迫ってきた人とは別人?
なんで立場が逆転しちゃったのよ~~!
と、思う自分に嫌気がさしたりする。
で、最後は
不満感が爆発して、喧嘩腰になっちゃったり。
言いすぎたことに不安感満載になって、
彼の前で泣きだしちゃったり。
気持ちのアップダウンが激しさを増しちゃって、
彼が
「もう、俺、ついていけない」
って、恋が終わりを迎えるパターン。
いつもいつも繰り返している気がする。・゚・(ノД`;)・゚・
   
こんな感じのお話、カウンセリングで伺うこと、多いです。
女性が
「彼は釣った魚にえさをやらない人なんです」
「立場が逆転して、私の方が追いかけるパターンになる」
とおっしゃることが多く、
男性が、同じことをおっしゃることってあまりない気がします。
どうしてなんでしょうか。

 

そこには男女の性差が大きく関係しています
女性は子供のころから少女漫画などを通して
「人間関係や男女関係」
に興味を持ち、
友達との「恋バナ(恋愛のお話ですね)」で、
感情を共感しあったりします。
けれども、男の子が大好きなのは
「ヒーローもの」や、「戦いもの」が多く、
いかに競争に勝つか?
どうやって侵略者から地球を守る?
に興味をもちますよね。
人間関係や男女関係で大切なことは、
いかにつながるか、
いかに仲良くなっていくか、
ということで、
「感情」
と向き合うことが本当に多くなります。
ところが男性は
「いかに戦いに勝つか」
「どうすれば競争に勝てるか?」
という視点で考えるほうが、感情と向き合うことよりも
興味がありますし、得意分野。
感情と向き合うことは、実は苦手分野。
ですので、恋愛よりもビジネスのほうが興味の対象として移りやすく、
「仕事と私、どっちが大切なの?」
と女性が問いかけることはあっても、男性が
「仕事と僕、どっちが大切なの?」
と問いかけることはやはり少ないのでしょうね。
そうは言っても、
「仕事が第一優先で、恋愛(私)は二の次なのは辛い!」
という気持ち、女性なら感じちゃうのではないでしょうか。
「私の事が大切じゃなくなったの?」
「私の事、どうでもいいって思っているの?」
こんな気持ちに繋がって行ってしまうから、
悲しい気持ちや不安な気持ちを感じてしまうのではないかな、と
思うのです。
ここをもしかしたら、
「感情と向き合うことが男性は苦手だから、
恋愛よりも仕事や趣味に走りがちなのかなぁ。」
と見ることが出来ると、
「私の事、もう好きじゃなくなったの?」
に直結しなくて済むかもしれません。
実際、好きじゃなくなった(嫌いになった)
というよりは、
今は、仕事を頑張りたい。
(または趣味を楽しみたい!)
ということで、
女性(あなた)を嫌いになったわけではない、
ということなんです。
けれども、女性が男性よりも
「感情を感じる」役割を引き受けてしまうことが多いので、
恋愛場面で、
寂しい
悲しい
などのネガティブな感情も感じて、苦しさを
女性の方がより多く感じてしまいがち。
そんな感情を吐き出せる友達、場所を持つことも
パートナーシップを良いものにしていくには時には必要なことです。
感情は話すと、「放せ」ますからね。
カウンセリングもそんな場所としてご利用くだされば、
嬉しく思います。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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