なんで私ばかり我慢しなきゃならないのよ!

パートナーは好き勝手やっているように思える。
そのかわりに、全部自分に「我慢」という役割を押し付けられている気がする。

もうなんで私ばっかり!?
なんで相手は「我慢」の役割、背負わないのよ!

あなたの中にこんな「攻撃的な感情」はありませんか?

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

目次

私ばっかり我慢してる!?

子育てが今一番大変な時。
小さな子供と一日一緒にいることは本当にストレスもたまってしまう。

子供がお昼寝の時に急いで、夕飯の下ごしらえをしたり。
あやしながら買い物に行ったり。

目が離せないから、水分を含んで重たい洗濯物と子供も抱えて、2階のベランダまで上る階段は結構しんどい。

頼みの夫から、今晩も同僚と一杯飲んで帰ってくるってラインがきた。

私は子供が生まれてから、一度だって友達と夜の外出なんかしたことないのに。でも夫の生活は子供が生まれても何も変わっていない。

私ばっかりが大変。なんだか私ばかりが我慢している気がする。

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私からメールしても3通に1通、やっと返事が来る。返事が来ても「ごめん、その日会えそうもないわ。」
と、断りのメールだったり、1行のそっけないメールだったり。

そのくせ、インスタには頻繁に写真アップしていたり。
私に会う時間は作らないくせに、友達とは飲み会を開いているのをインスタを通じて私は知っている。

前にそのことで文句を言ったら、ものすごく不機嫌に。嫌われたら嫌だから、それ以降は言いたくても言えなくなっちゃった。

彼は好き放題やっているみたいなのに、私は我慢ばっかり。本当にもう嫌になる!

我慢と怒りは必ずセットになる


このようにあなたがパートナーシップで我慢する時、相手に対して怒り、つまり攻撃の感情が生まれてはきませんか?

この攻撃の感情を感じているとき。

本当に「大好き!!な感情」なんて、とてもじゃないですが微塵も感じられませんよね?

彼側としたら、もしも女性パートナーが自分を攻撃しているオーラ満載だとしたら。
相手をもっともっと愛してあげよう~なんて到底思えないでしょう・・。

そう、とても愛されにくい態度をとっちゃうのですよね。

本当は愛されたいのに。
大事にされたいのに。

でも愛されにくい態度をとってしまう私たちは、それも叶わなくなってしまいがち。
どんどん悪循環にはまって行ってしまいます。

自分を責めてはいませんか?

無意識のお話なので、ピンとくることは難しいのですが、

心理学において、周りを攻撃しているとき、同じだけ自分を攻撃していると考えます。

逆も然りで、つまり自分を攻撃している時、周りを攻撃したくもなるのです。

「そういえば私の人生いつもうまくいかない。」
「こんなダメな自分だから、うまくいかないんだ!!」

「なんでもっと要領良く物事進められないんだろう!!」

「こんな自分、本当に大っ嫌い!」

このように自分をいじめちゃってはいないでしょうか?

私は幸せになる価値のある人間だ!
私は神様にだって愛される人間だ。だって神様が私を作ってくれたんだから!

そのように自分への攻撃を止めることが出来、自分を愛おしく感じられると、あなたは犠牲を強いられる環境から距離を取る選択をする事ができるようになります。

現実的には、「我慢を強いるような彼」との別れの選択を結果としてするかもしれませんね。

相手を攻撃しなければならないようなパートナーを選ばなくなるものです。

 私が自分攻撃をやめる事で、夫の態度も変わった

私が実体験として、心理学の言う通りだな・・と思うことがありました。

心理学を知る前の私は、いつも相手の顔色をうかがうような恋愛ばかりでした。なので、デートドタキャンなど理不尽なことをされても強く出ることが出来ず、いつも私が我慢すればとりあえずは彼との関係を続けられる、と「我慢する恋愛」ばかりでした。

そしていつも最後には振られてしまう結末ばかり。

結婚した後も、夫が好き放題に自由を謳歌しているように感じ、「私ばかりが我慢」とイライラする日々でした。

当時は海外駐在をしていたので、慣れない現地語で生活をし、二人の息子の子育てをしていました。

夫は長期の海外出張に出かけたり。週末はゴルフをすることが多かったのです。

出張はもちろん仕事で行っていたわけで、決して遊びではないことは私もわかっていましたが、現地で美味しい料理を接待してもらう話を聞くと、小さな子供がいてマクドナルドくらいしか行けなかった私は、「私ばかり我慢させられている」といつも不満を感じていました。

狭い日本人社会で、上手に振る舞えない私に私は腹立たしく思い、いつも自分を責めることが多かったのです。

後に夫が他の女性と会っている事実を知ったきっかけから心理学を知り、自分らしく生きること、自己攻撃をせず、自分を大切にする考え方を知りました。

考えに考えた末、私は離婚をする選択をとろうとしました。

夫の事は大好きでしたが、自分が幸せに感じられないパートナーシップにはもう「我慢」はしたくない。
自分自身を大切にしたい。

自分の貯金とにらめっこし、自分が仕事で何が出来るかリサーチし、夫がいなくても将来設計、何とか出来る。
そう判断した私は夫に離婚をお願いしました。

その時は夫も別の女性と会っていた事が発覚して半年後くらいでしたので、てっきりすんなり離婚になるかと思っていたのですが、意外な展開になりました。

夫は人が変わったように、自分勝手(に見えていた)な夫ではなくなり、妻思いの愛妻家に変わりました。

「我慢を感じる結婚生活を手放したい(つまり離婚)」と宣言したことで、夫は私に我慢をさせるような行動を取らなくなったのです。

そして男性心理を学んだ私は、とにかく夫を褒め、感謝を沢山伝えるようになりました。

すると夫は、もっと私を喜ばせようとしてくれることが増えました。

ホテルでの食事に連れて行ってくれたり。
バフンウニが美味しいからと、毎年夏には北海道に連れて行ってくれます。

コロナ禍以降、テレワークを家でする日には昼夜食器洗い、洗濯物を畳む、などは夫が進んでやってくれるようになりました。

夫はもちろん今でもゴルフには行くのですが、私も子供たちが成人したのもあって、自由に好きな事ができるようになったことも大きいと思います。

そして、夫のことを褒めたり感謝できる自分のことを、

「私、なかなか頑張ってるじゃん!!えらいぞ、みえぽん!」と自分自身のことが好きに思えるようになり、何かうまくいかないときにも、

「まぁ、そんな日もあるさ〜。次いこ、次!またこれから頑張ればいいんだよ!」

と、自己攻撃しない私になりました。

自分に寛大になれると、周りの人にも寛大になれるから、本当に不思議。

なので是非、まずはあなたはあなたに優しくするところから始めてみましょう♡

皆さまの参考になりましたら幸いです。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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