昨日、今日と「浮気された」というワードで検索されてこのブログにたどりついた方が
かなりの数、いらっしゃいました。
カウンセリングでもこの分野の話が多かったので、「浮気のブログを必要とされている?」と思い、急きょ書くことにしました。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
浮気された側が感じる共通の思い
浮気をされた側は、
「一番信頼したい人だったのに、なのに今は裏切られてもう信頼できない。いつもいつも疑いの目で見てしまうのが辛い。」
「私の女性性が大きく傷つけられた。私よりあの女が良かったんだ。私は女性として×をつけられた・・。」
そんな想いに打ちひしがれて、もう立ち直れない・・・。
もう生きていられない・・・
そんな悲しみいっぱいの想いではないでしょうか?
もう自分は人間として、女性として(男性の場合は男として)
「あんたはどんな人より魅力がないんだよ!」
と言われているかのような錯覚に陥ります。
そうなのです。
錯覚なんですよ!
まるで世界中から「あなたは全く女性として(男性の場合は男として)魅力がない!」
と言われているかのような気分になること、あるんじゃないかと思います。
でもね、違うんです。
パートナーはあなたが女性として(または男性として)×をつけたわけではないんですよ。
これは沢山の人をカウンセリングしてよーーーくわかります。
それよりも。
「自分はパートナーに受け入れてもらえなかった。だから寂しくて、誰かにこの気持ちを受け入れて欲しくて、だから浮気をしてしまった。」
そんな気持ちの方がほとんどです。
そんなこと言われても。
あいつは私を裏切った。
私が子育てなどに大変な時にだって、あいつは他の人とお楽しみだった!
許せない!
そんな怒りにも似た気持ちと葛藤している方も多いかと思います。
苦しいことでしょう。
だって本当はあなただってパートナーとの平穏な日々が欲しかったはずだから。
それをぶち壊したのは、あいつだ!!
そんな悲しみやら怒りやらが交錯したお気持ちを抱えていることでしょう。
私もそんな気持ちを感じた過去があるので、とってもわかります。
あなたの気持ちに寄り添う大切さ
そんな時は。まず、今の気持ちにふたをしないでください。
そうなんです。
怒り満載のはず。
「だってあいつが浮気した。」
「私は浮気なんてしていないのに。」
「裏切っていないのに。」
「だから許せない。」
その感情はいたって当たり前。
怒り満載で当たり前なんです。
その気持ちは彼かに「そうだよね」と受け止めてもらってください。
心許せるお友達や、ご自身の兄弟やご両親。
どなたかお話しできる方がいたら、まずは受け止めてもらい、共感してもらいましょう。
それだけで、ひとりぼっちじゃないと思えるようになりますから。
孤独感が一番心にこたえるんですよ、問題にぶつかっている時は尚更。
もしもどなたもいないようでしたら、是非カウンセラーの私たちにお話伺わせてください。
この怒りを相手にそのままぶつけると、残念ながら関係性を壊す、破壊的パワーをそのまま相手に与えます。
だからそれはカウンセラーにぶつけてください。カウンセラーはどんな感情も全て受け止めます。
だから怒り満載の電話、面談、全く大丈夫です。
怒りの下にある感情とは?
でもその後に、なぜあなたがそこまで怒っているのか、是非振り返って下さい。
「私が育児で本当に大変なの、ちゃんとわかって欲しかった」
「義理のお母さんの介護が大変なの、本当は理解して欲しかった」
「私の大変さ、ねぎらって欲しかった」
「そんな大変な私の事を差し置いて、あなたは浮気相手と楽しい時間を過ごしていた!許せないよ!」
そのあなたの本心をまず知ってください。
そうでないと、なぜ自分がこんなに苦しいのか、自分でもわからなくなってしまいます。
だから苦しい気持ちがグルグル渦まくだけ。
自分でどうして欲しかったかわからないから。
再構築を望む時に大切なこと
浮気された側は、どうしても怒りを相手にぶつけたくなるものですが、再構築を望むのならば、相手がなぜ浮気をするに至ってしまったのか、そこを見ていくことが大切になってきます。
それはあなたがパートナーにどう接してきたのか、を振り返る必要が出てきます。
あなたのどの振る舞いが、パートナーに浮気させてしまう要因になったのか。
「浮気したアイツが悪いのではなく、私が悪いって言いたいの!?」
そんな怒りが出てくるかもしれません。
ただ、このような状況になると、もう一度真剣に相手のことを考えるきっかけができ、自分を振り返るチャンスとすることもできるのです。
私たち夫婦がそうでしたし、多くのクライアントさんも、もう一度関係性を見つめ直し、もっと強い絆で結ばれた夫婦になることも十分可能なんですよ。
パートナーの浮気をただの悲しい出来事にしない、最高の関係性を作るきっかけにしてみませんか?是非そのお手伝い、させてくださいね。