責めるかわりに褒めて応援する関係【アメブロ「恋と仕事の心理学」より】

「責めること」はパートナーに対して、よくやってしまいがち。
「なんでやってくれないの?」
「どうしてしてくれないの?」などなど・・・。

この「責める行為」は不満に思う、責める、責められて不満を感じる・・・
のループの繰り返しになりがち・・・。

責める代わりに出来ることは・・・・。

隔週木曜日にアメブロに執筆しております、「もっとラブラブに」。
今日の記事、こちらでもご紹介させてくださいね。恋と仕事の心理学

                    

今、私が住んでいる国では、ゴルフが日本よりも非常に身近なもの。
その証拠に、ゴルフ場に隣接して普通に家があるんです。
ゴルフ場の脇に、普通に家の庭が並んでいます。
私としては、私のポカしたボールが家の窓ガラスを割ってしまうのでは?と
とても心配になるほど、住居とゴルフ場が同居しています。

先日、夫婦で参加するゴルフコンペに初めて行ってきました。
夫婦単位でのスコアで順位を決めるルールで、
奥様がへたっぴでも、旦那様が頑張れば何とか上位も狙えるわけです。

初めてお会いする方が多く、私はガチガチに緊張していました。
特にド初心者でもあるわけで、ベテランさんばかりの中、
私の心臓はバクバク状態。

今回は6組12人の夫婦が参加したのですが、皆、とっても夫婦仲が
いいのです。

今回初めて「夫婦単位で参加する」という経験をして、
「パートナーシップを深めるのに大切な要素」がゴルフには
あるんだなぁ・・・という発見をしました。

実生活にも活用できるもの、いっぱいです。

                    

テレビのドラマなどで社長の接待ゴルフに同行して、、
社長がスイングをすると
「ナイスショット社長、やはりゴルフがお上手ですね~。
いやぁ、かないませんよ
などとおだて上手なサラリーマンが出てくるの、見たことありませんか
そう、ここぞとばかりゴマをする・・そんなシーン。

あそこまで「ゴマすり的」ではないのですが、
「ナイスショット」はよくプレー中に使われる言葉の1つなんです。

4人で(つまり今回は2組の夫婦で)グループを組んでゴルフは
18ホールをまわります。

1人の人が打つ様子を同じグループの3人が見ている状態になります。

その人の当たりがばっちり良ければ
「ナイスショット」と他の3人が声掛けします。
言われた人はたいてい、「ありがとうございます。」と返します。
(心理学での「受けとる」という行為ですね!)

でも、いつもいつも上手く当たるわけではありません。
とんでもないところに飛んで行ってしまったり、池にボールが落ちちゃうこと
もあるわけで・・。

そんな時には
「今のところは芝が伸びてて打ちにくかったですよね。」
「右からの風が強かったからしょうがないですよ。」
と励ましてみたり、
「OK、大丈夫ですよ。次はきっと上手くいきますよ。」
と応援の声をかけたりします。
(もちろんパートナーにはもっと砕けた口調になります)

これを言われたほうはどのように感じるのか。

当然、自分でも気持ちよくボールが飛んでいったぞ
と思った時に他の3人から
「ナイスショット気持ちよくド真ん中行きましたよね~」
などと言われると、嬉しさ倍増です。

上手くいかなかった時。
「あちゃ~、上手くいかなかった・・。
何て私はドへたなんだろう・・」
と自己攻撃をしてしまう時、

「大丈夫。次にXXの方向にとりあえず出せば(ボールをグリーンのコース上に
出すことです)行けますよ!」
などと声をかけてもらうと
「そうかな、何とかなるかな
前向きに思えたり、
「この人、いいところを一生懸命探そうとしてくれている。」
自己攻撃をやめられる上に、人の優しさにありがたさを感じます。

そして、不思議とこの3人は自分の味方、応援者なんだ・・
という意識になってきます。
親密感をお互いに強く感じていくんですね。

これを18ホール、時間にして4,5時間かかるのですが、この間、
このように「応援」や「褒め言葉」の声を皆で掛け合います。

こんな経験を長くしている、今回の参加されたご夫婦の仲がいいのも
納得だなぁ・・・と実感しました。

                    

日常生活の中で4、5時間、集中的に褒めたり応援したりする時間は
普通なかなかありません。
増して、夫婦間でこんなに褒めたり応援したり・・・という行動を
とることはあまりないかもしれません。

ゴルフをやる必要は全くないのですが、「褒める」や「応援する」
という時間を意識的に持つ事は大切だと思います。

私も心理学を学ぶ前までは、このような行動ゼロでした。
パートナーに文句や不満、「なぜこうなのどうして出来ないの
のような責める言葉ばかりを口にしていました。

褒めたり応援したりなど、とてもじゃないけれど出来るような心情では
なかったのです。
それは不満感で心がいっぱいだったから・・だと思います。

不満感でいっぱいだから、相手を責めてしまう・・。
責めても相手は思うように行動を取ってくれず、余計こちらは不満感を
募らせてしまう。
そしてまた責めてしまう。
当然責められた側も不満感を感じる。
相手も私を責めてくる。
そんなループから長いこと、私は抜け出せずにいました。

そんな経験上、「責める行為」からは何も状況は好転しない事を学びました。
けれども、「責める」つまり「怒り」に直結した感情は感情の一番出口に近い
所にあるため、すぐに感じやすい感情です。
本当に厄介です。

心理学のHPなどには
「感謝の大切さ」や、「承認欲求を満たす大切さ」(すごい!など褒める行為
がこれに当てはまります)などが書かれていますし、頭では理解していましたが、
今回の夫婦コンペを通じて
パートナーから褒められる心地よさ」
「パートナーから応援される嬉しさ」
を感情的に心から実感しました。

「褒める」こと「応援する」こと。
きっとあなたのパートナーは「嬉しさ」を感じ、そしてあなたに「親密感」
を感じる手助けになると思います。

もちろん不満感でいっぱいの時、「褒めるなんて出来ない!」
「応援するなんて無理!」などと言うお気持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は「責める言葉」「不満感」を思いっきり紙に書きなぐることも効果が
ありますし、私達カウンセラーに感情をぶつけて、手放していく・・・という
方法もありますからね。

何度かこのブログでもお伝えしていますが、パートナーシップを何とかしたい!と
思ったほうから「第一歩」を踏み出す方が「相手に第一歩を踏み出させる」より
早いですし、確実です。

1つからでいいのです。
「○○出来てすごいね、さすがだね。」
「いつもあなたの事、応援しているからね。」
今日、1つだけでいいのでパートナーに声をかけてみてはいかがでしょうか?
その昔、私が長年住んでいた「責めるループの世界」から抜け出すために。

今日もブログを読んで頂き、ありがとうございます。
皆さまにとって良い一日でありますように

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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