幼少期の家庭環境を振り返ってみる

カウンセリングを受けられた方、またはこのような心理学のHPをよくご覧になっている方は
「子供時代にどんな環境で自分が育ってきたか
が、その人の性格、思考パターンに影響を与えていると言うことをご存知の方も多いかと思います。

以前の私はカウンセリングにはまったーーーく縁がなく、別世界のお話としか思っては
いませんでした。
世の中の特別に必要な人が受けるもの、のように敷居が高く感じていたのだと思います。
ですから上記のような事は全く知りませんでした。

私自身が夫婦関係に問題を抱えていた時、初めて弊社カウンセリングサービスの門を
叩いたのですが、その時に母親との関係を細かくきかれました。

当時は夫婦関係をなんとかしたい気持ちで切羽詰まっていたこともあり、
「私は夫のことをなんとかしたいと思っているのであって、親とのことをなんとか
したいわけじゃないなぜそんな関係のないことをきくのか
と喧嘩腰にカウンセラーの人にかみついたものです
(今では大先輩の方でお恥ずかしい限り

私と夫との関係に亀裂が入った原因は
「男性との競争意識」と「専業主婦は退屈でつまらない」
という考え方が無意識にあり、夫の海外転勤が理由で私は仕事をやめ、
専業主婦になったことでどこかで私は夫を責めていて、(これも無意識に)
その上、「男には負けたくない」という考えがどこかにあって、
夫が仕事で成功していく様子にイライラ感を感じ、
楽しそうにしている様子を見ると、何故か自分がみじめで仕方なかったんです。

今なら「とっても喜ばしいことだぞ!」と思えるのですが・・。

それはパートもちょくちょく母はしていたのですが、専業主婦時代もありました。
今から思えば、それは弟達を産んだ時期であり、当たり前だったのですが、
当時は母の毎日が単調でつまらないものに子供時代の私の眼には写り、
絶対にあんなつまらない母親にはなりたくない!と思っていました。

男性との競争意識は父が、
「女性は将来母親になった時、一番子供との接点を持つもの。
勉強を見てあげるのも母親が多いのだから、男に負けないくらい
勉強をしなさい。」
とよく言っていました。
それが私の中で「男なんかには負けない。」という競争意識を作っていった
事がわかりました。

このようなことは「無意識」で考えていることが多く、心理パターンの事など
恐らくほとんどの人は意識を向けることはないもの。

けれども、いつも彼になった人と上手く行かない。なんでかなぁ・・・
と思っていたとしたら、このようなことに気が付くのと気が付いていないのでは
その後の行動に雲泥の差が出ます。

私は可愛くない態度をいつもとっていたようです。
強がることもよくしていました。
けれども、今では「あ、私のパターンが出ているぞ
夫は競争相手なんかじゃない。違う違う。」
と気が付き、パートナーシップは良好です。
(今までの歴代のお付き合いの中で、最高の関係となりました

自分のパターンはどんなものなのかを知るために、
自分の子供時代、どんな環境だったのか?
と思いを巡らせて見ることは助けの一つになるかと思います。

カウンセリングでは、そんな皆さまの心理パターンを探っていくこともあります。
もしもあなたのパターンはどんなものなんだろう?と思っていらっしゃったら、
是非一度カウンセリングをお試しくださいね。

もしもその心理パターンのせいで、生きづらく思っていたとしたら、
その考え方の癖をもう一度見つめ直せばいいんです。
もしも必要ならば、ちょっと気をつけてみたり、
ちょっと変えてみればいいんです。
無理して自分の全部を変える必要はありません。

今日もブログを読んで頂き、ありがとうございます。
皆さまにとって良い一日でありますように

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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