先日の講座「うまくいくパートナーシップに導くカウンセリングのワザ」にて、ご質問をいただきました。
数回にわたってご質問にお答えしていきます。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
勉強になる講座ありがとうございます!
パートナー(40代男性)が家で四六時中携帯を扱っていて、コミュニケーションが取りづらいです。四六時中携帯を触っている男性は何か心理的に抱えているものがあるのでしょうか。ただの癖なのか何なのか謎でして聞きづらいです。よろしくお願いします。
ただいま「マヨネーズいか」というスナックを食べながらブログを書いています。なんだかピリ辛で癖になるような味ですなぁ。
というわけで今日のご質問者さんは、「マヨさん」にしましょうか。マヨさん、ご質問を送っていただきありがとうございます。
スマホにハマる心理
なんだかデートで外にご飯を食べに行っても、いつもスマホばかりいじって目も合わせてくれない、なんて経験をされた方って結構いるんじゃないかな。
これは男性、女性、性別に関わらず、な問題でもあります。
こちらとしては会話をしたいのに、なんだか私そっちのけでスマホばかりに夢中になられると、ちょっと悲しい気持ちになっちゃいませんか?
私だったら、なんだか蔑(ないがし)ろにされているように感じて悲しくなっちゃうだろうなぁ。
私よりスマホが大事なのかよ!!みたいな気持ちが湧いてきちゃってね。
このスマホにハマる心理は、実は誰にでも起こりうる話なんです。
嬉しい、楽しい、を感じる
スマホの中の世界は無限に広がっていて、沢山の情報で溢れています。
私たちは自分にとって得になるような情報、知的好奇心を満たしてくれるような情報を得る事ができると、脳内にドーパミンという物質が出されます。
このドーパミンは「嬉しい」「楽しい」「気持ちがいい」「ワクワクする」といった感情を感じさせます。
この感覚を無意識に追い求め、スマホをついつい触って開いてしまうのですね。
肯定してもらえた安心感が得られる
もう一つの理由は、「自分に共感して欲しい気持ち」を満たしてくれるのがスマホだからです。
私たちはSNSでいいね👍、などの反応をもらうことで、自分に共感してもらえた、自分を承認してもらえた、と感じます。このように第三者から受け入れてもらえた感覚を感じた時、脳内にオキシトシンという物質が出されます。
このオキシトシンは、私たちに安心感や癒しを感じさせてくれます。
つまりスマホは、「楽しい」「ワクワク」を感じさせ、尚且つ「安心感」も感じさせてくれるツールなので、依存性が高くなるのですね。
ワクワク、安心感をあなたが与えるには?
っということは、マヨさんがこの感情を彼に感じさせてあげられたら、マヨさんのパートナーさんはスマホにハマらなくて済むわけですよね、理論上は。
ただパートナーシップは長くなればなるほど、「ワクワク感」が薄れてきてしまうのは事実。
ちょうど10年前にこんな記事を書いていました。
飽きさせない関係性を作るにはどうしたらいいのか?、を私の当時の体験で解説しています。
実は心には「共鳴」という現象があって、お互いにお互いの感情に影響を受けています。
つまり、マヨさんの心がワクワクしていれば、そばにいるパートナーもワクワク感を感じますし、安心感でマヨさんが満たされていれば、相方も安心感を感じる事ができるのです。
なので是非、マヨさんがワクワクすることに取り組んでみて下さいね。
得に男性は女性パートナーといる理由の一つに、「楽しいから」が挙げられます。
それにはまず、マヨさんが楽しい時間を過ごす事が大切。マヨさんにとって楽しいことってなんでしょうか?
そこに取り組んでみると、きっとパートナーシップの関係性が変わってくると思いますよ♡
そしてね、楽しい感情を乗っけて彼に話してみること、めっちゃオススメです。
私も日々自分の感情には注視して、楽しいエネルギーを確認しつつ夫や家族に話しかけることを心がけています。
それには、
自分がしたくないことは極力しない
犠牲はしない
自分のやりたいことをやらせてあげる
食べたいものを食べる
ということを心がけています。
マヨさんも自分自身が機嫌良くいられるためにできること、是非取り組んでみて下さい♡
応援していますね!
こちらも参考になるかな?