先日「セックスのお話」というタイトルで恋愛心理学講座をさせて頂きました。本当に多くの方に申し込みをして頂き、そのうちの4割程の方達がライブでご参加くださいました。本当に勇気を持ってのご参加に大感謝です。
そこでご質問を募集したところ、講座内でお答えした分も含めて、なんと26件のご相談を頂きました!!
今回はあまりに多かったので、講座内でお答えできなかった分を随時ブログ記事でお答えしていきますね。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
女性性が高く優しい男性に物足りなさを感じたりします。そういう男性の良さをもっと見た方が良いのでしょうか?
今日は真夏のような日差しなのですが、湿度がそれほど高くなくカラッとしていて爽やかです!爽やかから、さやかさんとイメージして「さやかさん」に決定!初めて本当の人間らしい名前になりました。(笑)
さやかさん、ご質問をどうもありがとうございます。
優しい男性、素敵ですよね。
私たち女性を傷つけることなく、丁寧に扱ってくれる。
私たちの気持ちに寄り添ってくれる。でも、物足りないと感じてしまう。
あぁ、私ったらなんて贅沢な悩みを持っちゃうんだろう?
そんな気持ちにさやかさん、なってはいませんか?
私たち人間は、自分にないものに魅力を感じることがあります。
男女間の恋愛はまさにそうで、女性は女性に持っていないもの、男性的なものに興味を持ちますよね。
リーダーシップ力だったり、決断力、行動力だったり。
稼ぐ力、身体的に筋肉むきむき、胸板厚い体つきに胸キュンしたり。
自分より背が高く、筋肉質だと、誰かに襲われても守ってくれそうで頼り甲斐がありますよね。
もちろん男性も同じで、女性的なもの、例えば、
優しくしてもらえることや笑顔で癒されること。
話を聞いて褒めてくれたり、「あなたならできるよ!」と応援してもらったり。
喜びの感情を表現してもらったり、膝枕させてもらったり。
小さな男の子がお母さんに求めていることと、どこか重なっていることを求めているケースは多いように思います。
なのでさやかさんにご提案するとしたら、彼の男性性を伸ばしてあげることですよ!
男性性の伸ばし方は記事最後の方で解説しますね。
お父さん像との関係性
お父さんのイメージがどんなものか、そのこともパートナーシップに大きな影響を与えます。(男性の場合は、お母さんのイメージです)
お父さんが、優しくて、なんでもできて仕事ももちろん頑張っていて、家族を守ってくれたとっても理想的なお父さんだったとします。
するとお父さんが男性の基準になるので、「優しい」だけではもの足りなさを感じてしまいます。
仕事もできる
家族を引っ張ってそして守れる
そんな頼りになる男性。
逆にお父さんが、ちょっと怖くて暴力的だった。
だからこそ、優しい男性に憧れる。
と思いきや、やはり優しいだけの男性にもの足りなさを感じてしまうケースがあります。
それは、「男性=怖くて暴力的な人」と言う認識になり、優しい人は男性グループから除外してしまうのです。だからときめかないのです。
彼の男性性を伸ばすには
真実の男性性は、大切な人を守るエネルギーです。
大切なパートナー、大切な子供、大切な家族を守り抜く力。
その男性性を伸ばすには、彼に頼って、お願いしたことをしてもらったら感謝をすること。
小さな男の子は、大好きなお母さんの役に立とうとすることがとても多いです。
スーパーで小さなビニールの袋にポテチや乾燥わかめや味付けのり、納豆など軽めのものを入れて、「はい、お家まで運んでくれるかな?」と袋を渡すと、「もちろんだよ!」と一生懸命運ぼうとします。
家について、「○○くんのお陰で、ママ大助かり!力もちねー。どうもありがとう!」と言うと、多くの子供たちは嬉しそうな顔をします。
ママにほめてもらえた。役に立てた。ママが喜んでいる。
そんな気持ちに子供がなるからです。
こうして男の子は男性性を伸ばしながら、成長するのですね。
褒める他にも、決断力を伸ばすことも方法の一つ。
決めることが苦手な彼でしたら、
「イタリアンが食べたいから、イタリアンのお店、どこか探しておいて」
「次のデートは海沿いをドライブしたいから、海の近くの公園、どこが良いか決めておいてね」
と、具体的にどう言うことを決めてほしいか、示してあげると決めやすいのではないかと思います。
で、決めてくれたら「ありがとう」です。
そして、実際に行ったら「最高じゃない♡このお店!」と喜んであげる。たとえ「はぁ?」と思うような所でも「きついダメ出し」はしないでほしいなぁ。
人間は完璧じゃないですからね。失敗もありますあります。
せっかく優しい男性なので、その優しさを残しつつ、頼もしい部分が育ってくると、きっとバランスの取れた男性になると思いますよ。
さやかさんのパートナーシップが、よりよいものになりますように。
ご相談、どうもありがとうございました。