私は彼ができると、いつも24時間ずっと彼のことが頭から離れなくなる。
いつもいつも「彼、どうしているかなぁ」と考えちゃう。
だからいつも会いたい気持ちを感じちゃうし。
毎日声を聞きたくなる。
でも、こんな気持ちを彼に伝えちゃうと「重たい女」って思われて、嫌われちゃう気がして怖くて伝えられないでいる。
前に付き合っていた彼にも言われたことがある。
「会いたい、会いたいばかり言われると、本当に重いんだよね」って。
それが原因で別れちゃたし。
重い女って思われたくないんだけれど、でも会いたくてたまらない気持ちもある。
ぐるぐる考える毎日、もううんざり!
もう、本当にこんな自分が自分で嫌になる!!
重たい女、卒業したい!!
XX
こんな思いを抱えている女性、いませんか?
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
パートナーに会いたくなるのは当たり前!
恋愛って、相手に興味を持って好きになって始まるものだと思うのです。
だから会えたら嬉しいし、一緒に笑い合えたら楽しいし、抱きしめられたら愛されているなーってドキドキするし、そして安心もします。
だからデートが終わってバイバイしたら、また声聞きたくなるし、また早くあの「嬉しい!楽しい!愛されてる〜!」を感じたくなりますよね。
息子2人にもカノジョがいますが、カノジョが「会いたい」とか「声聞きたい」と言ってきてくれたら純粋に嬉しいそうです。
「自分のこと、好いてくれているんだな、」「必要としてくれているんだな」、って実感できるから、だそう。
だから「会いたい」「寂しい」という感情自体は重くはないのです。
でも、ここで嫌われたくないから我慢しなきゃ!
私が追いかけているって思われたくないから、言わないでおこう!
などと我慢したり、駆け引きしたり、犠牲をしたりすると、多くの場合「要求」がくっついて来ちゃいます。
この場合の要求とは、
「言わなくても、私の本当の気持ちを察して欲しい」
「私と同じように”会いたい”って思って欲しい」
というものです。
でも、多くの場合、これらの「欲しい」は満たされることはありません。察するなんて、エスパーじゃないし、、無理ですよねぇ。
でも私たちって、これをついついやっちゃうのです。「察して欲しい!」「私と同じをあなたも感じて欲しい!」って感情をぶつけたくなっちゃう。
いやー、私は昔よくやっていましたわぁ。
で、要求が満たされなければ、「不満」が溜まっていきます。
「なんで会ってくれないの?」
「私の寂しさがわからないの?」
「あなたは私に会いたくないの?」
これらが
「会ってよ!」
「声聞かせてよ!」
「私の気持ち、わかりなさいよ!」
に変わっていき、「不満の混ざった要求」になるのです。
この「不満の混ざった要求」が、相手に「おもっ!」と感じさせるわけです。
あなたの純粋な「会いたい」「寂しい」「声聞きたい」が、「重たい」わけではありません。
この「不満の混ざった要求」が重いのだと、しっかり理解をしてくださいね。
あなたの感情を重くしないワザ
でも、「会いたい」「声聞きたい」「寂しい」「うぎゃー」という気持ちはなくならないわけで、この気持ちをどう調理したら良いのやら、、に私たち女性は悩むわけです。
先ほど、
”我慢したり、駆け引きしたり、犠牲をしたりすると、多くの場合「要求」がくっついて来ちゃいます。”
とお伝えしました。
我慢や犠牲 ←→ 素直
そう、我慢や犠牲の反対、素直にまず変換することが大事。
犠牲や我慢に、重たいと思われる諸悪の根源「要求」がくっついて来るわけなので、まずは「要求」を外すことが大事なのですね。
「なんでこんなに私、不安でいっぱいなんだろう?」
↓
「そっか、会いたいのに会えていないからだ」
↓
「なんでこんなに会いたいって思うんだろう?」
↓
「会っていると楽しいし、嬉しい気持ちでいっぱいになるし、幸せな感覚で満たされるからだな」
↓
「なんで幸せな気持ちで満たされるんだろう?」
↓
「そっか、彼のことが大好きだからだなぁ」
一番下の「そっか、彼のことが大好きだからだなぁ」に行き着いた時、もう「要求」まみれじゃなく、ピッカピッカのあなたの「愛」そのものの感情に出会うわけです。
「要求」ではなく、この「愛」をくっつけて、相手に伝えることができたら、「おもっ!」と思われる確率は限りなくゼロに近づけますよ。
要求じゃなく、お願い
さぁ、最後の仕上げ。
あなたの「会いたい」「声を聞きたい」の気持ちを彼に「重い」と思われずに、どう届けるか?
ここで大事になってくるのは、「私は」「私が」を主語に持ってくる、アイメッセージです。
「あなた」を主語に持ってくると、大抵、
「あなたがXXしてくれないから!」と不満をぶつけることになったり
「あなたがXXしなさいよ!」と命令になってしまうことが多いのです。
だからこそ、このアイメッセージが大事になってきます。
例えば、、、
✅「私はあなたのことが大好きなんだ。だから会いたい気持ちがムクムク出てきちゃう。どこかで会える時間作ってもらえると嬉しいんだけれどな」
✅「私、あなたと一緒にいると安心感でいっぱいになるの。だって好きだから。だから忙しいかもしれないけれど、ちょっとでも会えたら嬉しいんだけど」
✅「あなたが大好きだから、声聞くと元気が出る!ちょっとだけ声聞きたいってお願いしてもいい?」
もちろんすぐに彼が反応するとも限りません、残念ながら。
「あー、寂しがらせちゃってるな、俺」
「全然時間作れてなくてごめん」
のように、罪悪感にハマりやすいですから、男性って。
だからその分、「責められてる?」って感じやすいのですよ。
でも、何度でも根気よく伝えていくうちに、「責められているわけではない」と理解してくれる、、と信じましょう!
相手がどう捉えるか、は最後は相手が決めること。
私たちには、相手の全ての心を把握できませんし、それこそコントロールが入ってしまい、相手に「うざっ!」「おもっ!」という感情を引出しかねませんから。
自分の気持ちを押し付けず、ただ伝える。
ここが難しいけれど、でも大事なポイント。
あなたの気持ちはあなたのもの。相手の気持ちは相手のものですから。
「わかってよ!」とあなたの気持ちを押し付けることは、「不満の混ざった要求」になってしまいます。
ここを理解できると、本当に大人のパートナーシップが育めるようになりますよ。
私も今でも修行中!
一緒に成長していきましょうね♡
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