心理学サイトで「執着を手放しましょう」と書かれているの、目にすることはありませんか?
または、執着を手放すと欲しいものが手に入る、とかね。
一つの例で、こんなお話があります。
木村秋則さんという、テレビなどメディアでも有名で、著書も多数ある
「奇跡のリンゴ」で有名な無農薬のリンゴを作ることに成功した
方がいらっしゃいますよね。
この方、無農薬リンゴの栽培に何年も取り組んでこられたのに、6年たっても
リンゴを作ることができず、それよりも害虫が発生してしまい、
近隣の農家から苦情殺到で、とうとう自殺を思い立つんですね。
(写真は木村秋則氏公式HPより)
自分がこれ以上、この無農薬のやり方にこだわっていても、
家族に迷惑をかけるだけ。
自分がいなくなれば・・・。
そんな思いから首を吊るためのロープをもって、山奥へ入っていきます。
ところが何度やっても、足がついたりしてしまってうまくいかない。
そんな時、奇跡が。
月明かりに照らされた一本の素晴らしい、立派な木。
それこそ木村さんが追い求めていた、害虫駆除剤を使っていないのに、
立派に成長していた「リンゴの木」でした。
なぜこの木は害虫がいないのか。
それはバクテリア豊富な土にあると木村さんは気が付きます。
そこで、畑に戻った木村さんは、雑草ぼうぼうだった自分の畑の一角では、
実は放置されていたナシやブドウの木には実がなっていたことを見つけます。
長年求めていた、「無農薬のリンゴ」は、実は足元にヒントがあった、というお話。
この話は「強い執念」や、「今までのやり方への固執」を手放したからこそ、
足元にあった「やり方」に気が付く、つまり手に入れることができたことを教えてくれます。
後日談で、この山の中の木は実はリンゴの木ではなく、
どんぐりの木だったそうですが、あの時にはリンゴの木に見えたそうです。
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