男性の弱さ、男性の強さ

あなたの彼は、夫は強い人ですか?
それともよわっちい人?

あ、これ、体力的な力が、じゃなく、精神的に、という意味です。

私はどっちもありだろうなぁ~と思っていますが、
女性の腕しだいでどちらにも転がる気がします。

前回の「女性ばかりが我慢しなきゃならないの?」に沢山のコメントありがとうございます。

その中のおひとつ、ご紹介しますね。

すごい共感してしまいました!
うちの夫は「ありがと」って意識して言ってくれますが、それでも食事のときに、
「箸がないなぁ…」とつぶやく、「何か飲む?」って聞かないと答えない、
もちろん、箸も飲み物も取りにいくのは私です。

なんなの〜!?足、あるでしょ!?私、妊娠中ですけど!? 
私は「ありがとうは〜?」「あ〜、おなか重いなぁ」と意地悪くからかうように言うと、
あわてて「そうだった!」と動きます。こういうのも、長い目で育てるのでしょうか…。 

もう1つ質問があります。夫が、私の前ですごく弱音を吐きます。
「次の○○(プロジェクト)、どうしよう。だめかもしれない…」
「人が集まらないかもしれない…」「どうしよう、もう、どうしよう…」と。

私は「で!? できないかもしれないから、その先は?」と怒りまみれで聞きます。
やるの?やらないの? 意味のない愚痴を永遠に言うのはやめてよ!!って。
1回きりではないんです、愚痴。ま〜、口をひらけば愚痴、グチ、ぐち。

結果、外でダメ男かというと、何とかなってたり(私の想像以上だったり)します。
この愚痴攻撃ってなんなんでしょうか。超自立の人が、パートナーだけに弱みを見せる、
ということとは違うように感じるのですが…。
夫は「大きく見せる」というよりも、誰の前でも「ありのまま」の人です。

~~~~~~~~~

コメントありがとうございます☆
お名前がなかったので、ピンクサーモンさんと呼ばせてください。
(昨日ノルウェー人家族を呼んで、スシパーティを我が家でしたのですが、
サーモンのネタがおいしかったもので・・・(汗))

ピンクサーモンさんのご主人は、とても素敵な方ですね
それはね、誰の前でも「ありのまま」で勝負できる人だから。
そして、ピンクサーモンさんを心から信頼していらっしゃる気がします。

でも信頼できるのは、それだけピンクサーモンさんがしっかりとした女性だから
ではないでしょうか。
人として、ピンクサーモンさんのこと認めていらっしゃるのだと思います。

でもでも、ご主人はれっきとした大人の男性。
自分で箸を取りに行って欲しいですよね?
まして、妊婦さんなのですから気を使って欲しいですよね。

うんうん、ごもっとも。
もっといえば、私の方こそ労わってよ!もっと優しくしてよ!って私だったら
言いたくなっちゃうかな。
(私も妊婦時代、いっつも思っていましたから)

>あわてて「そうだった!」と動きます。こういうのも、長い目で育てるのでしょうか…。

ほとんどの男性がそうだと思うのですが、
無意識に女性のパートナーには「お母さん」を重ねてみています。
ですので、
「お箸とってくれないかな~」
「飲み物、入れてくれないかな~」
とついつい息子の心情が出てきてしまうのでしょう。

あわてて「そうだった!」と動くと言うことは、
「あ、お母さんじゃなかった、妻だった(または彼女だった)!」
と我に返るからではないでしょうか?

長い目で育てる・・・。
そうですね、「育てる」とは本当にぴったりな言葉な気がします。

育てる、つまり育む力と言うのは「女性性」の中でもとてもパワフルな力だと思います。
育むという作業は「一朝一夕」で出来るものではなく、ながーーい目が必要なこと。
持久力が必要ですよね。

そして、愚痴を言いながらも、最終的には「成功を手に入れている」ご主人。
時には「ピンクサーモンさんの想像を超える」結果をだしたり。

より高くジャンプするには大きくしゃがむ動作が必要。
つまりジャンプ(瞬発力、または緊張状態)するにはしゃがむ(緩む)事が必要。

または「成功」を手に入れるために。必要な「儀式」なのかもしれません
アスリートは本番前、「力を発揮できるように精神を集中させる」ということをしますし、
選挙運動をする政治家の方は「ダルマの片方に目を入れる」ということをします。

我が夫は「今日も仕事場でがんばる!」とパワーを得るために、朝出かけるときには
必ず私とハグをし、行ってきますのキスをします。赤面

たしかに愚痴をいつもいつもきかされるとうんざり感を感じてしまいますよね。
でもこのご主人にはどうしても必要な儀式なのかも・・・。

だとしたら、ここでも女性性が登場しますが「共感力」の出番でしょうか。
女子会トークって「共感言葉の嵐」ですよね。
「うんうん、そうよね~、わかるー。」の言葉や、
買ったばかりの服を見せられて「やー、かわいい~」と答えたり。

女性って共感力バツグンですから。
ちなみに、「自分の女」に
「あなたならきっと出来るよ、私にはわかるから。」
と言われると、男性は想像以上に力がわいてくるらしいですよ。

これからご主人はパパになるので、余計に「オトコをあげて」もらわないと・・・ね?

前略)夫に対して、こいつ~どうしてやろうか(怒)と思う時もあるけど、
相手の弱さもいざという時の強さも認めるの、思い出させてくれてありがとう♡

前略)今回もブログに書いてくださった様々なヒント・知恵、
「男性は認められたい性」「男ってちょー心理的に弱い」とても勉強になります^
^お蔭様でパ^トナーシップが良い感じです(^^)夫の事、頼もしいと思ったり、
可愛いと思ったりします。


などなど、他にも素敵なパートナーシップのために日々取り組んでいる方たちから
コメントを頂いています。

あなた一人で奮闘しているわけではありません。

女性は孤独が苦手。

皆でそれぞれが目指すパートナーシップのために、皆で手を取り合って
取り組んでいきませんか。

「こんな時どうすれば・・・」
「こんな状況つらいですー!」

などどんなことでも拍手コメント入れてみてくださいね。
あなたのコメントが、きっと他にも困っている方の励みになったり、
答えを知るきっかけになることがあるんです。

よろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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