私がすぐ不安になるのは私がオカシイのでは?と自分を責めてしまう(後編)

先日の心理学講座「他人軸から自分軸にシフトし、自己肯定感を上げる!」にご参加の皆様、どうもありがとうございました。

そこで頂きましたご質問にお答えしていきます。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

昨日の続きです。
昨日の記事はこちら

沼田さん、重ねてのご質問をお許しください。

自己肯定感を上げるために自分の感情を否定しない、と言うことが心にグッときました。

ただ、私は心配性で怖がりで、何かあると不安でたまらなくなってしまいます。そんな私を家族はウザいと感じるそうで、うるさがられてしまいます。だから不安になるたびに私は、こんなことで不安になる自分はオカシイ、自分はダメだ、と思ってしまいます。

周りの人に迷惑をかけるような感情でも、否定しないで受け入れてもいいのでしょうか?どうやったら、受け入れられるようになるのでしょうか?よろしくお願いいたします。

目次

心配性で不安になる理由

ラムネさんをはじめとして、心配で心配ですぐに何かにつけ、不安になってしまう人。

ご本人も好きで心配したり、不安になっているわけではなく、こんな感情、できたら感じたくはない、と思っていることは多いのではないでしょうか。

ではなぜ、私たちは心配したり不安を感じるのでしょうか?

大抵心配や不安は、まだ起こっていない未来のことに抱くことが多いですよね。

未来にこんな酷いことが起こったらどうしよう?みたいな。

離婚したら生きていけるのだろうか?

転職して新しい職場に変な人、いないかな?

明日のプレゼン、うまくこなせるかな?こなせなかったらどうしよう?

こんな感じに不安や心配は「まだやってきていない、未来」に感じる感情です。

不安を感じる人に共通しているのは、

「やってくる出来事に私は対処できない」

と言ういう思い込みがある可能性が大!!なのです。

あなたはなぜ自分を信用できない?

私たちの人生は、私たちの知らないところで作られている、決められてしまっている。

そんな思い込みがあると、「自分は無力だ、どうすることもできない」と思ってしまうことでしょう。

でも、自分の人生は自分で作っている。

つまり、「私が自分の人生の創造主だ」

と思える人は、自分でなんとかできる!と考えるので、そこまで不安にはならないものなのです。

そしてもう1つ大事なことは、あなたを作り上げた「偉大なる創造主」がいるとしたら。

さらに言うなら、この宇宙を作り上げた創造主がいるとしたら。

そもそも、あなたを作り出した大元であるのが創造主だとしたら、その方はあなたの味方でしょか?敵でしょうか?

あなたを作り出した方だもの、見方と捉える方が自然な感じがしませんか?

まぁ、私は宗教は特に信じてはいないのですが、心理学を学ぶと、どうしても見えない世界の話をしないと説明がつかない出来事にも遭遇することは多々あります。

(我が次男の心臓手術はその一例です)

そんな偉大な創造主の力よりも、その創造主がやはり作ったあなたのご両親、特にお母さんの言葉を信じてしまっているからこそ、「自分には無理!無力だから私には自分の人生さえ何も手を下せない」と思ってしまうのかも知れません。

「あなたには、無理」

「あなたにはできっこない」

「あなたがオカシイ」

「あなたが間違っている」

そんなお母さんの言葉を信じてしまうから、創造主がせっかくラムネさんを完璧に作ってくれたとしても、ラムネさんの本当の力を信用できなくなっちゃうのかも知れません。

それは本当にもったいない事ではありませんか?せっかくすっごい力が備わっているのに、その力を信用できずにないものにしてしまっているなんて。

あなたが扱うように、周りはあなたを扱う、と言う法則

心理学には、上記のような法則があります。

ただ、私は心配性で怖がりで、何かあると不安でたまらなくなってしまいます。そんな私を家族はウザいと感じるそうで、うるさがられてしまいます。だから不安になるたびに私は、こんなことで不安になる自分はオカシイ、自分はダメだ、と思ってしまいます。

卵が先か、鶏が先か、問題になりますが、正確には

「私はオカシイ、自分はダメだ」

とあなたが感じているから、周りの家族の方もラムネさんを

「ラムネさんはオカシイ、そう感じるラムネさんはダメだ」

とラムネさんを扱うのです。

「XXなったらどうしよう?」

「明日、うまくできるかな。不安だなー。できなかったら、、あぁ、想像するだけでドキドキ心配になっちゃうよ!」

と言った感情って、多かれ少なかれ、多くの人が感じる気持ちです。

全然おかしな感情でも変な感情でもありません。

人は経験値を積んでいくと、過去の経験と照らし合わせて、「過去に似たような経験をしてなんとかなったから、今回も大丈夫かな」と不安を払拭して前に進むことができるようになります。

今、ラムネさんがなんとか生きてきたとしたら、問題にぶつかっても、なんとかこうにか乗り越えてきたから今があるのではないでしょうか?

なんとかしてきたから、今があるはずなんです。

その自分の力を認めることなく、

「不安になる自分は変だ」

と思ってしまい、それ以前にきっと

「こんな自分は生きていてごめんなさい」

自分の存在をご自身で否定してしまったことがあったのではないでしょうか。

そのような気持ちを感じるなんて、本当に辛くて悲しいですよね。

私がもしも、ラムネさんのお母さんだったとしたら、

「ラムネちゃんは大丈夫。あなたは生まれた時から、大きな力に守られてきたんだよ」って伝えてあげたいな。

それは本当かどうかわからないけれど、私はそう思ってきて今まで本当にうまく流れに乗れた人生だったなぁ、と思いますし、そう思えたクライアントさんたちは、どんどんステージアップしているなぁ、と実感しています。

周りの人に迷惑をかけるような感情でも、否定しないで受け入れてもいいのでしょうか?どうやったら、受け入れられるようになるのでしょうか?

あなたの感情は、あなたのものです。否定しないで、もちろん受け入れてください。

その感情を受け入れるには、まずは自分自身の存在を受け入れることが大切になってきますが、なかなか根っこが深そうなので、一人で向き合うには時間がかかるかも知れませんね。

イメージとしては、「自分を作った創造主に受け入れてもらうイメージ」ができると、腑に落ちるかもなぁ、、と感じるくらいに潜在意識からの書き換えが大事かな、、と思います。

今回2回にわたって、このシリーズはお伝えしてきました。なかなかの潜在意識レベルの話でしたが、

あなたが使うように、周りはあなたを扱う

と言うことが、ここでは一番大事なテーマだと思いますので、ここは是非しっかりと押さえてくださいね!

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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