彼は外面はすごくいい。
社交的だし、話を盛り上げるのも上手。
ただのかっこつけの見栄っ張りなんだよね。
でも、家では自分を一番に扱えとか、もっと甘えさせろとか、もっと尽くせとか。
自己チューにしか見えない。
何かのブログ記事に「男性は大好きな女性を喜ばせたい。ヒーローになりたいんです。」って書いてあったけれど、「本当に?私、そういう男性に会ったことないんですけど?」って思うんですよね。
あなたのパートナーはどうですか?
こんにちは!カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
いつもありがとうございます。
上記の声、カウンセリングの現場で聞こえる声なんです。
● やっぱり男性はヒーロー願望があるのですよ
私は2人の息子のママをしています。
もう長男は22歳、次男はもうすぐ18歳になるような子たちで、かなり昔の話になるのですが、彼らが5,6歳の頃、「戦隊もの」が好きだった時代がありました。
ようは戦って悪者を倒すってなやつです。
私が子供の頃は仮面ライダーやらウルトラマン、などがそれにあたりますかね?(ふるっ!!)
だから私の弟2人にも同じ現象がありましたが。
戦いごっこを兄弟やお友達とするのですが、必ず自分はヒーロー、良いもの役なんです。
悪を倒して、地球を救いたいんですよね、みんな。
男性(男の子)の心の根底には、「役に立って、ありがとう~~!」って言われたい気持ちがあるのです。
子供は大抵、お母さんが大好き。
自分のしたことで「ありがとう~!お母さん助かったよー!〇〇君は頼りになるわー」とお母さんが笑顔で喜んでくれたら、すっごくうれしいのですよね。
実際うちの2人の息子たちは、めっちゃ笑顔で嬉しそうでした。
このママを喜ばせたいが、大人になって「彼女を喜ばせたい」となり、「家族を喜ばせたい」となっていくのですよ。
● じゃあ、なんで彼は私を傷つけるの?
でも、「彼は私を傷つける現象」は起こるんですよね。浮気とか、モラハラなどがわかりやすい例かな。
そうここで、彼にはヒーローになれない理由が出てくるわけです。
その理由として、男性の成育歴に理由がある場合と、その他に
自分のやることにダメ出しをされた
何かしても「ありがとう」を言ってもらえない(行動への承認がされない)
自分の存在をないがしろにされた
文句ばかり言われる
と言ったことがあげられます。
つまり、ヒーローになりたいのにさせてくれない現実があるのです。
これをしちゃうのは、女性パートナーである場合が多いのですが、女性にも心の余裕がないと、ついついやってしまうことでもあるのです。
これら
自分のやることにダメ出しをされた
何かしても「ありがとう」を言ってもらえない(行動への承認がされない)
自分の存在をないがしろにされた
文句ばかり言われる
を、子供の頃あなたのお母さんにされていると、無意識に男性パートナー、さらにはあなたの子供たちにもしてしまいかねません。
パートナーシップは相互作用で関係性が作られてきます。
相手だけに原因があるわけではなく、あなたにも原因がありますよ~、というのが心理学での考え方。
つまりは解決策は、あなたの中にもあるわけですから、関係性を変える手はあなたが握っていますよ!!ということです。
関係性を変えるカギは
あなたの両親の関係は?仲良し?そうじゃない?
あなたの親子関係は?お母さん、お父さんはどんな人?その人たちのこと、好き?きらい?
といったことから、あなたの心の癖を見つけていけますよ。
そこに解決策があります。
あなたのパートナーシップ、応援していますね。