今日は女性の皆さんの素朴な疑問にお答えしようかな。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
クズな男性も散見される中、女性パートナーを笑顔を見たいがために頑張ろうとしてくれる男性が多いのか、そんな男性の方が稀なのか、本当の男性の本質はどちらなのか知りたいです。
なるほど。とても本質的な疑問ですね。
世の中には、女性を大切にし、パートナーの幸せのために一生懸命働く男性がいる一方で、自分のことしか考えなかったり、女性を傷つけたり、責任から逃げたりする男性もいますよね。
そうした現実を見ていると、「結局、男性というのは本来、愛する女性のために頑張ろうとする生き物なのか。それとも、そういう男性のほうが珍しいのか」と疑問に思うのも自然なことだと思います。
私も以前は本当にそこを疑問視しまくりだったよー!
私の考えを、できるだけ心理学的な観点も踏まえてお伝えしますね。
男性の本質は、どちらなのでしょうか?
結論から言うと、「男性は本来、自分の利益しか考えない生き物だ」という見方にも、「男性は本来、愛する女性のために尽くす生き物だ」という見方にも、無理があります。
ただし人間には、大切な人を幸せにすることに喜びを感じたり、愛する人のために努力したりする能力が備わっています。
これは男性にも女性にも見られる、人間の性質です。
例えば、ある男性が仕事で疲れ果てていても、
- パートナーが安心して暮らせるように働く。
- パートナーの喜ぶ顔を想像して、もうひと頑張りする。
- 自分が多少苦労しても、二人の生活をよくしようとする。
- 自分の頑張りによってパートナーが幸せになることを、自分自身の喜びとして感じる。
こうしたことは、決して不自然でも、特別に珍しいことでもありません。
人は、自分のためだけに行動するわけではないからです。
心理学ではこうした他者の幸福を大切にする行動を、向社会的行動や利他的行動と関連づけて考えます。
そして、恋愛関係では、相手を大切にすること自体が自分の幸福にもつながる場合があります。
つまり、愛する女性の幸せが、自分自身の幸せにもなる男性は、確かに存在するのです。
女性にとっては嬉しいことだよね。
では、女性のために頑張る男性は多いのでしょうか?
ここは、少し慎重に考える必要があるかな。
「女性の笑顔を見るために仕事を頑張る男性が、男性全体の何割いるのか」という問いに対して、信頼できる割合を示すことはちょっと難しいかな。私が探してはみたけれど、正確なデーターや統計は見つけられなかったので。
また、男性が頑張る理由は一つだけでは無いんですよ。
例えば、同じように一生懸命働く男性でも、動機はそれぞれ異なります。
| 男性の動機 | 心理 |
|---|---|
| 愛情 | 大切な女性を幸せにしたい |
| 責任感 | 家族やパートナーを守りたい |
| 自己実現 | 仕事で成果を出し、自分の能力を高めたい |
| 承認欲求 | 女性から尊敬され、認められたい |
| 義務感 | 男性として稼がなければならないと思っている |
| 自己利益 | 自分が快適に暮らすために稼ぎたい |
一人の男性の中に、複数の動機が同時に存在することもあります。
例えば、仕事で成功したい気持ちもあるけれど、愛する女性に喜んでほしいという気持ちもある。
むしろ、そうした複数の動機が重なっていることの方が多いのではないか?と考えられます。
なので男性が仕事を頑張っているからといって、必ずしも女性への愛情が強いとは限りませんし。
反対に仕事で大きな成果を出していなくても、パートナーを深く愛し、日々の生活の中で一生懸命に支えている男性もいます。
大切なのは、どれだけ頑張っているかだけでなく、何を大切にして行動しているかということなんだよね。
なぜ、女性を大切にしない男性もいるのでしょうか?
ここが、今回の疑問の重要な部分だと思います。
愛する人を大切にする能力が人間にあるのなら、なぜ女性を粗末に扱う男性もいるのでしょうか。
理由はいくつか考えられます。
① 自分の欲求を、相手の幸福より優先する
自分が楽をしたい、自分の欲求を満たしたい、自分が得をしたい。
そうした欲求を優先し、相手がどう感じるかを十分に考えない人が残念ながらいます。
これは男性に限ったことではありませんが、恋愛関係では、パートナーに負担を押しつける形で表れることがあります。
② 相手を愛していても、相手を大切にする能力が十分に育っていない
誰かを好きになることと、相手を尊重し、責任を持って関係を築くことは、同じではありません。
相手を失いたくないと思っていても、自分の感情をうまく扱えなかったり、相手の立場を想像できなかったりする人もいます。
ただし、これによって相手を傷つける行為が正当化されるわけではありません。
③ 愛情よりも、支配や優越感を求める
パートナーを自分の思いどおりに動かしたい、自分を優先してほしい、自分の要求に従ってほしい。
こうした欲求が強い場合、相手の幸福よりも自分の支配欲が優先されることがあります。
④ 愛情があっても、努力を続けるとは限らない
最初は相手を喜ばせようと頑張っていても、関係が長くなるにつれて努力をしなくなる人もいます。
愛情を持つことと、その愛情に基づいて日々行動することには違いがあるからです。
ここで重要なのは、「愛情を感じること」と「相手を大切にする行動を継続できること」は、別の能力だということです。
それでも、男性には愛する女性のために頑張りたいという気持ちがあるのでしょうか?
私は、あると思います。
ただし、男性だけに特有の本能だと断定することはできません。私たちには、自分が大切に思う人の役に立ちたい、その人の喜びを自分の喜びとして感じたい、という性質があります。
恋愛関係においても、パートナーを支えることが、自分自身の生きがいや幸福感につながることがあります。
例えばある男性にとっては、仕事で昇進することそのものよりも、昇進したことで家族に少し余裕のある生活をさせてあげられることのほうが、うれしいかもしれません。
また仕事で大変な思いをしていても、家に帰ってパートナーが笑顔で迎えてくれることが、翌日も頑張ろうと思える原動力になるかもしれません。
こうした男性にとって、パートナーは単に自分が養う相手ではありません。
自分が頑張る意味を与えてくれる、大切な存在なのです。
そして、こうした関係は、男性が一方的に女性を幸せにするというものでもありません。
男性が女性を支え、女性が男性を支える。
お互いの存在が、それぞれの人生を頑張る力になる。
そうした相互依存の関係もあります。
では、誠実な男性と、そうでない男性のどちらが本来の姿なのでしょうか?
私は、この問いについては、次のように考えています。
人間には、他者を思いやる能力もあれば、自分の利益を優先する傾向もあります。
どちらか一方だけが、人間の唯一の本質というわけではありません。
ただパートナーシップでは、相手を大切にしたいという気持ちが、実際の行動に表れているかどうかが重要です。
例えば誠実な男性は、必ずしも毎日優しい言葉をかけてくれるとは限りません。
仕事が忙しく、余裕がない日もあるでしょう。
それでも、パートナーの気持ちを無視し続けない。困ったときには一緒に考える。自分に非があれば認める。二人の生活をよくするために、自分にできることをしようとする。
そうした姿勢が、日々の行動に表れているかどうかです。
一方で、女性のために頑張っているように見えても、見返りを強く要求したり、相手の自由を奪ったりするのであれば、それは必ずしも健全な愛情とはいえません。
本当に大切なのは、男性がどれだけ女性のために犠牲になれるかではなく、相手を一人の人間として尊重しながら、二人の幸せのために行動できるかどうかです。
最後に、私があなたの疑問について最もお伝えしたいこと
あなたが知りたいのは、単に「優しい男性もいる」ということではないのだと思います。
もっと根本的に、男性という存在を信頼してよいのか、愛する女性を幸せにすることに喜びを感じる男性は、実際にはどのくらいいるのか、ということではないでしょうか。
その問いに対して、根拠なく「ほとんどの男性はそうですよ」と安心させることも、「そんな男性は少数ですよ」と悲観的に断定することも、誠実な答えではないと思うのですよ。
ただ、一つ言えることがあります。
女性の幸せを自分の幸せとして感じ、愛する人のために努力する男性は、決して矛盾した存在でも、特別な人でもありません。人間として十分に自然なあり方なのですよ。
同時に、男性であるというだけで、そのような愛情や責任感を持っていると期待することもできません。
性別だけで相手の本質を判断するよりも、その人が実際にどう行動し、どのように人と関わっているかを見ることが、相手を理解するうえで確かな手がかりになるのですよ。
そして、誠実な男性を見極めるときには、華々しい成果や大きな犠牲よりも、普段の小さな行動に注目することを私は薦めるかな。
あなたが疲れているときにも思いやりを忘れないか。
自分に利益がないときにも約束を守るか。
女性が自分の意見を述べたときにも、きちんと尊重するか。
そうした部分には、その人がどのような関係を築こうとしているのかが表れるのよ。
男性の本質を知るために、男性全体を信じる必要も、男性全体を疑う必要もありませんよ。
誠実な人が実際に存在することを認めながら、その人が誠実であるかどうかを、行動を通して見極めていけばよいのです。
私の夫の例
私のお財布、ルイヴィトンなのですがお気に入りで10年くらい使っています。
そうしたら、お財布のチャック部分が壊れて閉まらなくなってしまったの。
でも修理に出すとなると修理期間中に使うお財布が必要なわけで、そのお財布を調達するのが面倒で1年近く壊れたままのお財布を使い続けていました。
夫がずっとそのことを気にかけていたらしく、先日アウトレットにお買い物に行った時に
「もう僕がお財布買ってあげるから、いい加減修理に出すなり新しいお財布を使うなりにしてよ。そういう壊れたお財布を使うみえぽんでいて欲しくない」


と言われ、たまたま入ったCOACHで同じような大きさの長財布が陳列していたのでその中の一点を買ってもらうことに。
私は「修理期間の仮のお財布」にそこまでお金をかけたくはなかったけれど、夫は仮であってもちゃんと価値の感じられるものを使って欲しかったそうです。
なんだか私の存在をちゃんと尊重してくれているなー、と感じられた瞬間でした。
この話をなぜしたかと言えば、別に惚気(のろけ)話をしたいわけではないのです。
そういう今日ブログでお伝えした男性はちゃんといるからね。
ネット上での、あなたと無関係の世界の話じゃないからね、ということを知って欲しかったからです。
男性の本質を知るために、男性全体を信じる必要も、男性全体を疑う必要もありません。
誠実な人が実際に存在することを認めながら、その人が誠実であるかどうかを、行動を通して見極めていけばよいのです。
それが一番伝えたかったことです。
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