どうしてわかってくれないの?という切ない思い【アメブロ「大人の恋愛術」より】

わかってよ!
私のこと、受け入れてよ。

もっと向き合ってよ。
もっとお願い、全部知ってよ!

自分の気持ちを受け入れてほしい。
わかって欲しい。

そんな気持ち、抱えてはいませんか>

隔週金曜日に執筆しています、アメブロ「大人の恋愛術」
この金曜にUPされた記事です。

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私はずっと好きだったよ。
あの時、たくさん優しくしてくれたよね。
時間やりくりして、あなたは時間を作ってくれた。
本当においしいレストランも予約してくれた。
ラインしたら
すぐに返事をくれた。
本当に思いやり満載の言葉。
「本当に愛している。
君を守りたい。
ずっとずっと一緒にいたい。」
そうあなたは言ってくれたこともあった。
わがままも言ったよ。
「今すぐに会いたい!」
とか、
「もうだめなの!寂しい!」
そんなことも言った。
そのたびに、
いつも受け止めてくれたよね。
あの時は。
だから頑張れたよ。
こんな自分を、きっとこの人は受け止めてくれるんだ。
そんな希望があったから。
きっとこの人は、わかってくれるんだ。
そう思っていた。
あの時は、本当にそう思ったんだよ。
でも、、、
もしかしたら、今後これからは受け止めてはくれないのかも?
そんな気がした。
予感が走った。
だって過去これまで今までだって、
最後には、やっぱり拒絶されたし。
どうせ皆わかってはくれなかった。
私の気持なんか、わかってはくれなかったよ。
そのたびに、
落ち込んだ。
あー、やっぱりね、って。
やっぱり、私のこと、わからないよね。
やっぱり愛せないよね。
そのたびに、わかっていたけれど
落ち込んだよ。
  
もしもこんな気持ちの方がいたならば。
たまらなく、抱きしめてあげたいよ。

 

この「わかってほしい感覚」は
子供時代に作らることが多いです。
女の子はパパに。
男の子はママに。
大人の恋愛術というより、子供の心の話、ですね、今回は。
でも、この子供時代の心理について是非知って欲しいのです。
大人になってから生きる毎日の
心理パターンのもとになっていることが結構ありますので。

   

私の長男は、テニスに没頭しています。
なので身体を作ることにものすごく一生懸命。
筋肉をいかにつけるか
どうしたらテニスがうまくなるか
日々試行錯誤。
今回、彼は身体つくりのため
楽天で、懸垂&腹筋作る機械
を購入することに。
ちょーー邪魔になるような大きな機械。
フィットネスジムで頑張れよ!と言いたくなるような
大がかりなもの。
で、これを買う買わないで親子でもめました。
邪魔なくらい大きなもの。
ジムですか?と思う位大きいのです。
いや、買っても正直、家では「邪魔!」だぜ~っと思いましたよ。
もっというなら、本当にちゃんとやるのかよ?とも思いました。
こんなに大きなものを買って、使わなくなったら、
本当に邪魔なだけ。
でも、自分の理想の身体を作りたい息子。
費用は自分で賄うし。
何が問題?
と言い張る。
自分の部屋に置くし!と言い張るんです。
いろいろ言い合いしました。
「ママはカウンセラー的に、なんでもわかっています的に、
「そうなのね~、わかるわぁ」というけれど、それがむかつくんだ!
なんなんだよ?」ってどつかれました。(笑)
結局私が折れました。
で、今は家で一生懸命筋トレに励む長男です。
何を伝えたいか?っというと、
自分の思いをもしも子供時代に受け止めてもらえなかった・・・
そんなことがあったとしたら・・・

 

また「どうせわかってはもらえない」という
無意識の感覚があるかもしれない。
で、この感覚があると
「わかってもらえないから、諦める」
となり、
 
「諦めたけれど、この葛藤なんでわからないの?」
という怒りになり、
 
「お前、わかってよ!」
という期待になり、
叶わないから、
怒る
爆発する
諦めて、もうあんたなんかいらん!と関係をぶっ壊す
など、うまくいかなくなる行動に出ます。
これは家族関係に起こると、
同じくらい心の距離が近いパートナーとの関係に
起こることが多いです。
もしも、パートナーシップで
「関係をぶち壊す!」
という行動に出やすいかも?
 
や、
「わかってよ!なんでお前、わからないんだよ~~!」
と怒りがわいてくることが多かったとしたら、
パパやママにわかってもらいたかったのに、
もしかしたら、わかってもらっていなかった?
ということに目を向けて見たり、

 

今まで
「どーーーせわかってもらえないし!」
という感覚はなかったですか?
と心に向き合ってほしいです。
もしもそんな心の傷があったかも?
と思い当たる節があったとしたならば・・・・
「つらかったよなぁ~」
と自己受容は大事。
でも、もしも一人で限界だったとしたならば
心のプロに頼るのもいいかもなぁ~と思います。
最近カウンセリングで言われるのですよ。
ブログを一生懸命読んでも
頭でわかっていても
現実が変わらない。
わかっても
その後どうしたらいいのか、正直わからないんです。
で、カウンセリングで感情を扱うと、
皆さま大泣きされます。
心が動くから、なんですよ。
で、おっしゃいます。
感情が動くと、こんなに腑に落ちるのですね?って。
頭での理解と
腑に落ち落ちることがこんなに違うのかと、
扱う側も発見が多いです。
よかったら、そんな
「腑に落ちる体験」
をしてみてはいかがでしょうか?
人生が大きく変わるきっかけになるのではないか?
と、私が体験的に思います。
人生の時間は限りがありますのでね~。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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