私が小学生の頃は、母がパートに出ていて、3歳下の弟は
「家のかぎを持たせると、落とすかもしれないから危ない」
と、私が帰宅するまで家に中に入れない状態でした。
外にお風呂があるアパートだったのでそのお風呂のふたの上に毎日30円が置かれていて、
弟は毎日その30円で近所の駄菓子屋さんでお菓子を買って、私が帰宅するまでを
しのいでいました。
(どんだけ貧乏、、(汗))
まぁそんなおうちで育っているので、母は
「お金がない」
「もったいない」
「そんなもの買って贅沢ね~」
という言葉が口癖で、私は『お金を使うことに罪悪感』のイメージを刷り込まれていきました。
当時は着るもの食べるものに困っていたわけではなかったのですが、とにかくいつも
『欠乏感』を感じていて、満たされている気持ちって本当になかった気がします。
それはCAになってからも続いていて、お金は持っていても使えない。
一人暮らしをしてみたかったけれど、できず
車を買いたかったけれど、自転車さえなんだかもったいなくて買えなかったので、
何だかいーっつも不自由さを感じていました。
その考えを変えてくれたのは今の夫と結婚してから。
「みえぽん、お金は楽しく使わないと何のために生きているのかわからくない?」
「食べたいものを食べて、行きたいところに行こうよ!」
でも彼は無計画でジャンジャン使うのではなく、交渉力とリサーチ力で、
賢くお金を使っていくんですよ。
家族皆で南アフリカに旅行に行ったときは、ツアーで行くほぼ半額で行く方法を見つけてくれたり。
投資の話なども夕飯の時に家族でワイワイ話すこともあるので、
息子たちも早い段階で「株」や「為替」に興味を持っていて、実際に長男は「プチ株」「ミニ株」
といった初心者向けの株の口座のアカウントを持っていたりします。
「株になんか手を出すもんじゃない、一家離散になるからな」
と私が子供の頃、いつも言っていた父とは大違いの環境です。
実家を離れて23年がたち、私の偏ったお金の観念の呪縛からだいぶ抜けてきましたが、
お金のストーリーは、きっと色々な形でこころの中に刻み込まれているのではないでしょうか?
今ではおかげさまでお金を使っても罪悪感を感じなくなりました。
むしろ楽しさが手に入る感じ。
心地よさが手に愛る感覚。
だから仕事に対してもモチベーションは上がり、だから仕事も上手くいく。
そんな循環を感じています。
今度の日曜日にはこの心の深い部分のストーリーを変えていくようなワークショップが
開かれます。講師は元株のアナリスト、みずがきトレーナーです。
私もお手伝いで参加しまーす☆
このワークショップにご参加申込みいただいた方限定で、特典として、「お金」について書き下ろしたショートエッセイが5通、メールで届くそうです。詳しくは→こちら
『幸せなお金の使い手になる』
日時:2018年3月25日(日)10:00~20:00
講師:みずがきひろみトレーナー
料金:21600円
会場:東京三田、機械工具会館→MAP
ゲストカウンセラー:近藤あきとし にしむらみく 樋掛豪 松尾たか 沼田みえ子
>>講座の詳細はこちら<<(みずがきトレーナーのブログです)
>>申し込みフォーム<<