結婚したくても結婚話を切り出せない【アメブロ「大人の恋愛術」より】

将来のことどう思っているの?
お年頃の女性なら、結婚がどうしても意識の中に
ちらつきますよね。

でも彼がのらりくらりとその話をかわすとしたら?

隔週金曜日に執筆しているアメブロ「大人の恋愛術」。

こちらでもご紹介です。
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チャコモリフクロウ  チャコモリフクロウ

東京タラレバ娘じゃないけれど、
私も「女の子」という年齢じゃなくなってきた。

20代はそれなりに恋愛もしてきたけれど、
でも結局結婚まではいかなかったんだよね。

親もだんだんと「結婚はどうするのよ?」と
言わなくなってきた。

言われるのも嫌だったけれど、
言われないと気を使われている気がして、
そういう年齢なの?私って?と逆に焦る。

付き合ってる3歳下の彼はいる。
でも結婚の話はこちらからさりげなく

「将来どう思ってるの?」

ときいても、
「うーん、先のことはわからないしなぁ」
「今が楽しいんだから、しばらくはこれでよくない?」

と言われちゃうと、それ以上は突っ込んできけない。
嫌われたくないし。
引かれちゃったら嫌だし。

もし別れちゃったら、また一から彼氏作るの、
はっきり言って超面倒だし。

本音は早くここらで手を打ちたいんだよね。
どうしたら良いんだろう?2015-12-31_163006

チャコモリフクロウ  チャコモリフクロウ

こんな方がカウンセリングにお見えになったら、
私カウンセラーとしては、
もう質問したいことてんこ盛り、なんですよね。

>嫌われたくないし。
>引かれちゃったら嫌だし。

となると、あ~、この方は
「嫌われないように我慢をする」
というパターンをとるんだなぁ・・。

これはこの恋愛に限らず、以前の恋愛でもきっと
「自分さえ我慢すれば」
というやり方で接してきて、
怒りを爆発させた経緯があるんじゃないかな~

と、私だったら見ていきます。

私たちは子供の頃、お母さんやお父さんが
大好きだった時代があります。

たとえ今、お母さんやお父さんが大嫌いだったとしても、です。
今、「許せん!」と思うほど嫌っているとしたら、
それは大好きだった分、受け入れてもらえず心が傷ついたから、
大嫌いになっているわけですから、ね。

大好きな親を

喜ばせたい、
出来たら褒められたい、
助けてあげたい
役に立ちたい

と思うからこそ、子供としては
「我慢」をして頑張ってしまった経緯がある人が
とても多い。

そのやり方で切り抜けてきた子供時代があるからこそ、
恋愛をはじめとする対人関係に
この心理パターンが出てくることは多いです。

また、このような
「嫌われないように」
とする怖れが行動動機になっている方は、
嫌われることが心の奥底で
既に大前提にはなっていませんか?

という見方で心を探っていくこともあります。

なぜ「自分は嫌われる」ことが前提になってしまっているのか?
これは親子関係から見ていくこともあります。

例えばお母さんは弟ばっかりかわいがっていた。
お父さんは子供の頃、躾といって私をよくたたいていた。
お手伝いをすればお母さんは機嫌がいいけれど、
何もしないとイライラしている。

例えばですが、このような経験を子供時代にすると
「自分は親に受け入れてもらえていないのではないか?」
という思い込みができ、

親でさえ自分のこと愛してくれないのだから
他の誰から愛されるはずがない!

と思い込んでしまうこともあります。

だから恋愛なんてうまくいくはずもないから
ワクワク楽しいことなんて思えず、

はっきり言って苦行、修行(?)!
と思えてしまい、

別れちゃったら、またあのめんどくさい苦行を、
修行をやらなきゃならんのかい!

あ~、嫌だ嫌だ!
時間の浪費だ!

といった気持ちになってしまうのかもしれませんね。

>本音は早くここらで手を打ちたい

もしもこんな気持ちが出てくるとしたら。
カウンセラーのアンテナがピーーーンっ!と反応します!

本当にこの彼と結婚したいの?
そもそも本当に結婚したいの?

本当は結婚がしたいのではなく、

将来の不安感から逃げたいから
友達はほとんど結婚しちゃったって、

置いてけぼり感がたまらないから
親に申し訳な意という罪悪感を感じたくないから

などといったこれらの感情から距離をとりたい!
という理由で結婚を使っているのかもしれませんよ。

こちらの潜在意識の「結婚観」のブログはこちらが
参考になるかもしれません。
 ↓   ↓   ↓    ↓
「どうしたら幸せな結婚ができますか?」

チャコモリフクロウ  チャコモリフクロウ

じゃあこんなもやもや気分の私は、どうすればいいのさっ!
となるわけですが、実際のカウンセリングだったとしたら、

以下の3つの切り口で進めていきますかねぇ。

ご自身でもできるものもありますから、良かったら是非
取り組んでみてください。

◆ 我慢のパターンを手放す

我慢とは自分の欲求を抑え込んで、
相手にあわせることですよね。

なので、いつかは
「私の欲求はどうなるのよ!!」
と、どっかーんと怒りが大爆発をしてしまいます。

ここでは、どう自分の欲求を相手に伝えるか?
とコミュニケーションの力の見せ所です。

コミュニケーションの方法はいくつかありますが、
今回の結婚の話を切り出す方法の一つを、
後程お伝えしますね。

我慢の手放しの方法の一つとして、
今までの我慢してきた自分自身を認めて、
労ってあげることも大事です。

カウンセリングのイメージワークなどで

取り扱うことが多いのですが、
我慢していた子供時代の自分に優しく
話しかけてあげるイメージで
こんな言葉を伝えてあげます。

言いたいことを言わずにきて、つらかったよね。
本当はわかってほしいこと、あったよね。

あの時、言いたかったことは何だった?
今、私に伝えてくれる?

そんなイメージで、子供時代の自分の言いたいことを
現代の大人になった私に話してもらう。

そして、伝えたときの
「わかってもらえた」とほっとするような
ちょっと満足感ににた
あったかい感情を感じてみましょう。

心は、心地よさを感じた感情をもう一度感じたくなり、
その感情を感じるにはどうしたら良いか、
心が勝手に検索をかけていきます。

そして、それが行動に結びついていきます。

我慢ではなく、どう伝えたらいいのか。
心はあれこれ試行錯誤し、
行動を促していきます。

それはもっと男性心理を学ぼう!という行動
に繋がるかもしれませんし、
コミュニケーションスキルを身に着けよう
という行動に繋がるかもしれません。

◆  本当に結婚したいのか、潜在意識的に知る方法は?

あえて、
結婚したくないとしたらそれはなぜ?」
結婚しないメリットは何?」
と問いかけてみてください。

子供がそもそも嫌い
母親をみていて、結婚すると女は苦労する気がする
家事が面倒
依存するみたいでいやな気分になる

などと実は結婚に対してネガティブなイメージしか
出てこなく、なので結婚に対して消極的な男性を無意識に
選んでいたり、
不倫してしまうことがあったり、
結婚にうってつけの優しい彼には心がときめかない

なんてこともあります。

◆  絶対結婚したい!

そんな思いがやっぱり心にある!と実感できたなら。

パートナーに「私と結婚するとこんな素敵なことがあるよ~!」
というメリットをどんどん伝えていくことも大事です。

「将来どう思っているの?」

という問いかけは男性には答えにくい部分もあるのが事実。

え?どうって言われても・・・。
うーん、今はまだすぐには結婚は考えていないけれど、
将来は、どうかなぁ?
今はまだよくわからないなぁ。

という場合や、

一生家族を養う・・。
うぅ~(´;ω;`)、自分にできるかなぁ?

なんてビビっている気持ちもあるかもしれません。

「私みたいな元気な女性にずっとこれからも応援されたら
けんちゃんももっと活躍できるんじゃないかな?」

「私の手料理、これからもずっと食べられるんだよ~!
健康でいられること、間違いなし!だね」

などと、将来の楽しいビジョンをパートナーに

持てるような会話をちょいちょい取り入れると、
結婚に前向きになりやすいかな、
と感じます。

私の話で恐縮ですが、
私の夫は、私に初めて会った時に

「私は海外に興味があるから英語の勉強を続けているの。
将来海外に住んでみたいなぁって思っているのよ。」

といった私の何気なく言った言葉で、

私を結婚相手に考えたそう。

夫は独身時代、ずっといつか海外で仕事をしてみたいと
考えていて、この女性なら将来、海外でお互いに助け合えるかも。

そう思ったそうです。
(結果、5か国18年間も海外駐在生活をすることになりました)

この人とずっと一緒にいたら、なんだか楽しそう。
心が落ち着くだろうな。
元気がもらえるな。

そんなワクワクするイメージを持ってもらえる
コミュニケーションが大切かもしれませんね。

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カウンセリングは、予約センターにてご予約を入れてご利用くださいませ。

電話番号:06-6190-5131 

営業時間:12:00~20:30

定休日:月曜日。ただし月曜日が祝日の場合は翌火曜日。

皆さまからのご予約、お待ちしております。

 

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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