その昔、海外に住んでいた頃のお話。
日本に2年に1度帰国出来ていたのですが、その短い日本滞在では、
「あ~、肩まで熱いお風呂につかれる~。幸せだなぁ・・」
「こんなに色々な種類の菓子パンが食べられる!うれしい~」
「日本語のテレビがこんなに見られる!ちょー幸せ」
なんて大感激ばかりの毎日だったのに・・。
今日本に住むようになってからは、あのような幸せ感は感じなくなっていきました。
それはなぜか。
当たり前になったからです。
人間は悲しいかな、状況に慣れてしまう生き物。
慣れてしまえば、その状況は当たり前になり、その「当たり前」にむしろ「不満」
を感じることすらあります。
「日本って通勤ラッシュがひどすぎる」
「日本の夏ってべたべたして最悪。」
「日本の家ってなんでこんなに狭いんだろう。」
あんなに日本に恋焦がれていたのに。
お風呂に肩までつかることに「ありがたみ」も感じなくなっていたのです。
ではどうすればいいのでしょうか
それは今一度、「ありがとう探し」をしてみると良いかもしれません。
こうやって菓子パンをあれやこれやと選べることって、以前は出来なかったことだよなぁ。
今の状況に感謝だな。
子供達が今日も元気に学校に出かけて行った。
本当に感謝だな。
今日もこうしてブログを読んでくださる方がいる。
本当にありがたいな。
そう思うと、沢山の「ありがとう」に囲まれて自分が生きていることが実感できます。
実は「意外と幸せな状況なんじゃないだろうか。」と再認識出来るかもしれません。
幸せ感を多く感じた分だけ、きっと人は満たされた感覚を抱くのではないでしょうか。
今日は5月の爽やかなお天気の日。
きっとお洗濯ものはすっきりと乾き、おひさまの匂いがすることでしょう。
太陽さん、素敵な日差しをありがとう。(主婦なので、真っ先に空を見上げて感じました
)
梅雨のじめじめとした毎日を想うと、本当に今日の日差しに幸せ感を感じますよ。
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
皆さまにとって良い週末になりますように。