共感する力は助け合う力

朝の通勤電車。
混雑している中、ドアが閉まる直前に乗ってこられて、ぐぐ~~っと押された。
チッと舌打ちをしたくなる瞬間。正直イラッとする。

なんだか殺伐とした雰囲気。
不景気もあって、なんだか世知辛い世の中に感じる。

けれどもこんな世の中でも、よく見てみると「愛」があちこちに存在していることがわかります。

「おなじ命」と書かれたセリフと、ワンちゃんの写真がいくつか貼られているボードを立てかけ、福島の原発避難地域に残されているワンちゃん達を救おう!と呼びかけをしているボランティアの方達による募金の呼びかけをよく駅の改札付近で見かけます。

そのボランティアの方達は寒空の中、「ご協力をお願いいたしまーす」と声を張り上げて、日没まで頑張っています。

先日、ママ友と駅の改札を通りかかった時、このわんちゃん達の募金に出くわしました。
その時に「うちの次男がワンちゃんも同じ命だから・・と見かけた時は募金しているんだよね。」
と話をすると、
「うちも犬を飼っているんだよね。他人事じゃないよ。募金してくる。」
とそのボランティアのお兄さんに「うちにも犬がいるので、他人事じゃないんです。
一匹でも多くのわんちゃん達が助かると良いですよね。」
と話しかけて、いくらかのお金を募金箱に入れていました。

犬を飼っていない次男でも「何とかしてあげたい」と思うので、きっと犬を飼っている人にとっては、
もっともっと「なんとかしてあげたい!」という気持ちに襲われるのかもしれません。

また母親になると余計感じるのですが、アフリカの難民キャンプでやせ細ったお母さんが、眼の光を失いそうな表情でハエが顔にたかっている小さな子供を抱っこしている映像をテレビなどで見ると、とてもいたたまれない気持ちになったり、涙が出てきてしまうお母さんは沢山いるのではないかと思います。

全く知り合いでもなく、親戚でもない親子の映像ですが、なぜか母親になるときっと世界中のお母さん達は同じような感情を感じるのではないかと思うのです。
きっとその小さな子供と我が子とを重ねてしまい、「あ~、何とかしてあげたい!何とかならないの
そんな思いになるのでしょう。

昨日、電車に乗っていた時。
私の目の前に小さなおばあちゃんが手すりにつかまって立っていました。
電車内は結構な混雑ぶり。
次の駅で、また別のおばあちゃんが乗ってきました。
すると、後から来たおばあちゃんは「ここにつかまらせてください。いいでしょうか?」
と前から乗っていたおばあちゃんに訊いてきました。
「あ~。いいですよ。どうぞどうぞ。つかまれますか?
と手すりのスペースを持ちやすいように空けてあげていました。
私も思わず、おばあちゃんがちょっとでもきつく感じないよう、なるべくおばあちゃんの為にスペースを
空けようともがいて場所をほんのちょっぴりずれました。(混んでてあまりお役に立てませんでしたが

きっと同じおばあちゃん同士、立っていると電車の揺れでよたよたしてしまうことをお互いにわかり合っているのかもなぁ・・・とその様子を微笑ましく見ていました。

人は共感するという、素晴らしい力を神様からもらいました。
その力のおかげで、
「大変だよね。とてもよくわかりますよ。何かお役に立てませんか。」
と困っている人、大変な状況の人等を助けてあげようとするのだろうなぁ・・と感じます。

共感には優しさ、愛がこめられています。
私もたくさん共感が出来る人間でいたいなぁ・・と感じました。

今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
良い一日になりますように

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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