骨折をして知ったこと

尾てい骨を骨折してしまいました。
一昨日まで家族でスキーに行っていたのですが、リフトから下りるときに転倒

我が家は息子2人はスノボー、夫と私はスキー派。
リフトにはいつも左から次男、私、長男、夫と並んでリフトに座っています。
つまり、スノボーの板に私は挟まれている状態。
スノボーは幅の広い板。下りる時、スキーに比べてちょっとスペースをとります。
まして、それが少し斜めになっていたら、私の滑り降りる分のスペースはなくなるわけで。

どうやら長男のボードの上に私のスキー板の一部が乗ってしまっていたようで、全く自分のスキー板の
コントロールがきかない状況・・。
「まずい
と思った瞬間、転倒。
しばらくその場で動けなくなってしまいました。

滞在中、北海道は暴風雪に近い状態でした。
普通に滑れば10分で下山できるコースなのですが、その3倍も4倍も下山に時間を要しました。
でも、家族のだれも文句も言わず、猛吹雪の中、皆私の超ゆっくりな滑りに付き合ってくれ、
長男は「ママ、本当にごめん」
というセリフを連発。

しゃがむこともできず、上半身をかがめることが出来ないあり様。
座ると1人では立ちあがることも痛くて出来ません。
レストランでイスから立つときや、しゃがんで立ちあがるたびに痛みで顔をゆがめると
「ママ、大丈夫?痛い?無理しないで」
と長男が抱きかかえてくれます。

1人で立ちあがる事も出来ない。
下に落ちた物を拾うことも難儀。
荷物を持つなんてもってのほか。

こんな何もできない母に皆、本当に優しくしてくれます。

立ちあがる動作のたびに長男は
「ほら、立てる?」
と脇を抱きかかえてくれ、歩くときには
「僕の肩をかそうか?」
と私の手を自分の肩に乗せてくれます。

彼は15歳。
普段は「お弁当明日はいるの?」と訊いても
「ああ」
「部屋を片付けなさいよ!」と言っても
「ああ」
と、なんでも「ああ」しか返事をしない長男。

それがこの骨折のおかげで、こんなにも優しい長男を知りました。
「いつも学校でも、こんな風に女の子に接しているの?」
と訊くと、
「そうだよ」ですって。

何もできない時に、今までは罪悪感を感じていましたが、
心の勉強をしてからは、その必要はないとわかります。
「本当に皆のおかげで、ママ助かるわ~。ママはこんな頼もしいナイト達に囲まれて幸せだわ~」
と言うと、
「ホント?ママは何もしなくて良いからね」と次男。
「でしょ~?」っと夫。「今からみえぽんの介護の練習だな」と余計なひと言も言ってくれる。

彼らは承認されると、自分の行為に誇りを感じて、彼らも嬉しいようなのです。
私は本当に現在はおばあちゃんのように、ゆっくりしか歩けず、立ち上がるときには介助が必要。
ちょっと無力感も感じますが、たまには与えてもらえる立場もまた必要・・と思えます。
私が母として、妻として、家族に与える立場のときには、
何よりもありがとうの言葉が欲しいと思っていましたから。
与える側は、与える喜びを感じられるものですから。

尾てい骨骨折は痛い経験でしたが、おかげで家族の優しさを再確認です。

今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
良い一日になりますように

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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