今度の11月23日の東京感謝祭で講演をさせていただくことになりました。
今回のテーマは「当たり前の幸せ~もしも今日(こんにち)に不満を感じているとしたら~」
です。
私は結婚後の生活、15年間を海外で過ごしてきました。
そのような中、多くの人たちとの出会いがありました。
息子の幼稚園のママ友の中にエチオピア内戦を命からがら逃げ伸びたエチオピア人がいます。
彼女が祖国を離れて移民としてドイツで懸命に頑張る3年間、私はママ友として一緒の時間を過ごすことになりました。
そんな彼女が内戦の終息した祖国に14年ぶりに一時帰国を果たします。
私の住む日本と違い、簡単に祖国に帰れない人たちがこの地球には実は沢山います。
彼女は当然、移民ですのでドイツ語が全くできない状況でドイツの生活をスタートし、一家を支える夫もまた同じ境遇で一家を支えるために生活を始めます
きっと今の日本では考えられないような環境が、この世界では、多くの家族を襲っている現状があります。
また、今となっては笑い話かもしれませんが、私も海外にていろいろな経験もしました。
子供たちが好きな餃子を買うのに、高速を30分飛ばして買いに行ったり。
離乳食に必要なお豆腐が手に入らないので、自分で毎日2時間かけて作る日々。
日本に帰国するまで、納豆は冷凍食品だと信じて疑わなかった息子達。(海外では納豆は冷凍されて日本から運ばれています)
特別な時にしか食べられない日本のお菓子・・。
日本に住んでいたら「なんじゃこりゃ?」と思うような日常が、実は海外にいくらでも存在します。
日本に帰国できるわずかな期間(2年に2週間ほど)は、海外に住む日本人にとっては、超がつくほど特別なご褒美の時間。
日本は特別な安息な場所なのです。
しかし、私たち家族がその恋い焦がれた祖国に戻った後に知った事実・・。
毎日のように起こる人身事故。
カウンセリングで伺う、沢山の苦悩。
住む境遇によって、幸せの尺度は変わってきます。
ロシア、南アフリカ、フィリピン、イスラエル、そしてドイツで・・・
垣間見た人々の生活を知った私が語れる事。
世界中の人が思う事「せっかく生まれて来たのだから、幸せになりたい」という共通の想い。
その想いを伝えていきたく思っております。
そして、家族は一緒にいて当たり前。
夫は仕事で外で稼いで、子供たちは当たり前に学校で楽しく過ごす日々。
そして奥さんはおいしいご飯を作る毎日。
そんな家族は実は当たり前ではなく、奇跡に近いのでは・・と思う出来ごとが我々家族におこりました。
しかし、その出来事があって今日(こんにち)の結束した沼田家が存在します。
こんな話をいろいろとお話し、皆さまの「幸せとは何?」という疑問に何かのヒントをお伝えできたら・・・と思っております。
私の経験も時間の許す限り、お話したいと思っています。
現在の生活に何か行き詰まりを感じている方、
いったい幸せって何なのさ?っと実感出来ない方、
昨今の世界情勢で、ちょっと海外が気になる方も、
いろいろな想いをもって是非講演にいらしてくださいね。
30分、熱く語らせて頂きます!
当日は14時半から15時まで講演させていただきます。
東京感謝祭、詳しくはこちらをご覧ください
当日、朝から打ち上げまで、皆さまにお会いできますこと、心から楽しみにしております。
このブログにお立ちよりくださりありがとうございます