海外に住む・・・ということ

最近、尖閣諸島や竹島といった問題で近隣諸国と緊張関係にあります。

日本に住んでいるとあまり感じないことかもしれませんが、今、中国や韓国に住んでいらっしゃる日本人の方達は「この国の人にどんな風に思われているか」がとても心配なことと思います。

私が香港に住んでいた時、尖閣諸島問題が現地で大きく取り上げられ、あちこちで反日のデモが起こっていました。
自分たちが日本人だとわかると、「何をされるか」とても不安で、日本人同士で地下鉄に乗っても日本語を発することを控えたり、敢えて広東語で書かれた新聞を脇に抱えて歩いていた時期がありました。

海外に住むと、「自分が日本人だ」ということを常に意識させられます。

ドイツにいた時は、道を歩いている心ない子供達に「ニーハオニーハオ!」と目じりをひっぱって目を細めた状態の表情を向けられながらからかわれたり、イギリスでも公園で子供達と遊んでいた時、「コンニーチハ!スシ~~!」とからかわれたこともありました。

アジア諸国に住めば、戦争での日本での行為を責められる機会があったり、欧米に住めば人種差別的な扱いを受けることがあったわけです。
もちろん多くの現地で知り合った人たちは、とても好意的に接してくれ、沢山の楽しい思いでをプレゼントしてくれました。
先の尖閣の問題の時は、住んでいたマンションの管理人さんに「とても残念な出来事だ。でも、道中は気をつけるんだよ。」ととても私の身の安全を心配してくれました。

海外住むと、現地の方たちともうまくやっていくことが必要ですが、同時に日本人同士も助けあっていく必要が出てきます。
現地の人とも、日本人とも。両方のコミュニティーとバランスをとって付き合っていくこと。それは実は本当に大変なことです。
もし子供を連れての滞在ならば、日本語の勉強と現地校の勉強両方を見てあげないといけない状況になりますし、現地校になじませる親の努力と、それに伴うストレスは相当なものです。
ロシアにいた時は、チェチェンとロシアがもめていたため、テロの警戒レベルが高い状態で、おまけにネオナチという、外国人排斥主義の団体がおり、原則日本人が1人で外を歩くことが禁止されていました。
私達家族がロシアに住んでいた時には、現に日本人が襲われたこともありました。
外国では日本にはありえないような、治安上の問題も浮上してきます。

「海外4カ国6都市に15年も住んで、もう駐在エキスパートでしょう?」っと言われたこともありますが、一時帰国で日本に来て、また滞在国に戻る成田空港では涙が出てくることも毎回の事でした。

それだけ海外に住むということは、多くのストレスを感じ、心に負荷もかかります。
日本語で話す場所もない・・・・
日本人社会は狭くて、何処で噂になるか怖い・・・
そんな思いを感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

私が駐在を始めた当初は、まだまだインターネットがここまで普及もしていなく、国際電話も高く、スカイプもありませんでした。
日本から1週間近くかかって届く日本のテレビ番組が録画されたビデオが届くことが唯一の楽しみでした。
それと一緒に届く少しの日本のお菓子や食材をじーーっと眺めて、遠く日本に想いを馳せたことも何度もありました。

今は時代も変わり、だいぶ世界が近くなりました。
メールも気軽に出来、スカイプ通信もあります。

もし、海外に住んでいて「もう限界!」と心が疲れていらっしゃる方がいましたら、是非お話、聴かせてくださいね。
そのお気持ち、とてもわかります。

今週は海外で日本人の女性が立て続けに命を落とされたり、近隣諸国との問題が浮上する1週間でした。
ふと自分の海外生活を振り返る週となりました。

今日もブログを読んでくださりありがとうございます。
よい週末をお過ごしくださいね

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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