お母さんというものは・・・・

一昨日、仕事を終えて帰宅すると、次男坊がポロポロ涙を流して膝を抱えてリビングで泣いていました。
「何?何があったの?」
驚いて訊いてみると、クラスの仲良しグループでプールに遊びに行く企画が持ち上がり、夏休みのとある週末に行くことが決まったそう。しかし、その日に次男坊はテニスの公式戦がある日でした。
「皆が楽しそうに計画の話をしているのに、僕だけ参加できない。テニスの試合キャンセルしたいよ!」
しかし、もう申し込んでしまっていたし、結構高い参加費を払っているので、
「その日は前々からテニスの試合って決まっていたでしょう?プールを他の日にずらせばいいじゃない?」
「だめなんだよ、皆がその日が良いって。」
「そっかー、じゃあプールは残念だけれど諦めるしかないかな。」
「こんなチャンス、めったにないのにぃ・・・・・」
と、またポロポロと涙を流す次男・・。

夕飯も早々に切り上げ、リビングのソファーで「は~~、は~~
と私に聞こえるように大きな溜息をつきまくる次男・・・。
正直、私は「いい加減にしてくれよ~、その溜息、家族の雰囲気を一気に暗くするんだよねーっ」
と思って、その言葉が喉元まで出かかったのですが、なぜ彼はわざと聞こえるように溜息をつくのか、
考えてみると、
ママに自分の落ち込んだ気持ちをわかってほしいのだな・・
と思い、先の言葉をぐっと飲み込み、
「辛いよねー、友達と行きたかったよね。わかるよママ、その気持ち。」
と脇に座ってポンポンっと次男の肩をたたくと
「もういいよっ!」
と彼は部屋に閉じこもってしまいました。(これは引きこもるという、怒りの一つの表現です。
彼の怒りの気持ちの下には”僕はこんなに悲しいんだ!わかってよっ!という本当の気持ちが隠れているのですね。)

だめかー。どうしたものか・・・。
行かせてやりたいけれど、テニスの試合も早々あるものじゃないしなぁ・・・
あれこれ考えてもらちが明かず、翌日の朝、「皆に日にち変更できないか話してみなよ。」と
次男に言っても「もう無理だよ・・。」ととぼとぼと肩を落として学校に出かけて行きました。

夫が落ち込んでいるときよりも、事息子が落ち込んだり悲しいことがあると、私はより気持ちがシンクロしてしまい、私もひどく暗い気持ちになります。

長男がドイツの現地幼稚園で言葉が出来ずに全く幼稚園生活を楽しんでいない時も、彼を幼稚園に迎えに行くまで、私は家事も何もかも手につきませんでした。
息子が幸せに過ごしていない時間は、私も幸せに過ごせないのです。
母親がわが子を思う気持ちは、それはそれは大きいもの。

次男が学校から帰宅するまで、「友達に話して日にち変更してもらったかなぁ」
と気が気じゃなく、うつうつとした気分で過ごしていました。

が、帰宅すると次男は満面の笑み。
「皆もその日、ダメだったんだって。別の日になるみたい。」
「そっか、よかったね。

私も自分の事のようにホッとしました。
我が子が少しでも長く楽しい時間を持ってほしい。
いつでも笑っていて欲しい。
そんな想いを持つおかあさんは多いのではないでしょうか?
運動会でも大きな声を張り上げて我が子の応援をするお母さんを目にしたり、
授業参観で我が子に小さく手を振っているお母さんを見ると

「みんな我が子を思う気持ちって同じなのかなぁ・・・」
と感じます。
そして、私の母もこんな気持ちを持って私に接していたのだろうか?っと振り返ってしまいます。
親の心、子知らず
とは良く言ったもので、実は子供を持つまで母親の気持ちを考えたことはありませんでした。

母の日はとっくに過ぎましたが、ちょっと母の声を聞きたくなってしまいました。

今日もブログを読んでくださりありがとうございます。
良い週末をお過ごしくださいね

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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