金曜はワインを飲みながらあれこれ話すのが習慣になっている我が家。
しかし、アルコールは時に抑えていた感情を爆発させるという厄介なものになることもよくある話。
きっかけは「昨今の日本で、サラリーマンのお給料は右肩上がりでなくなった。」と言う話から、
夫「僕の給料がこの先どうなるかわからないから、みえぽんがこれからは稼いでね。」
私「なにそれ!私がCAを辞める事にならなければ、もっと収入はあったよ!誰のせいでやめることになったと思ってるのよ!」
夫「やめると決めたのは、みえぽんでしょ?僕は週末ヒーリングワーク(カウンセリングサービスの母体である神戸メンタルスクールのグループセラピーの事です)にみえぽんが参加するときは子供達の面倒を一手に引き受けているでしょ?僕だって協力しているからみえぽんは好きな仕事や経験が出来ているんじゃないの?」
私「育児をするのはあなたの勤めでもあるでしょ?第一一番大変な時期、あなたはゴルフだ出張だって理由つけて、ほとんど家族の事なんか何もしてくれなかったよね?いまさら何言ってるの?」
夫「みえぽんさぁ、カウンセラーなんでしょ?昔の事を引っ張り出すのは女性の悪い癖だね。なんで今更過去の話を持ってくるの?」
私「はぁ?カウンセラーである前に、私は女性なの!何偉そうに言ってるのよ!」
っと、自分がカウンセラーであることをすっかりわきに追いやって、感情をどんどん夫にぶつけていました。
アルコールが入っていたとはいえ、最悪な展開・・・
長男が「ほらほらママ。またワイン飲むと荒れるんだなぁ。水飲んだら?」
と言ってくれても「ママはシラフ!ママに指図するのやめてよ!」
とすっかり怪獣と化していました。
私はワインを飲んだ時、ほろ酔い気分で気持ち良くなるのですが、日ごろ押さえていた感情が限界に達していると、あふれ出てくることがあります。
私には家族があり、家族の為の時間を削って仕事をしているような気持ちに日々なっています。そんな訳で家族に悪いよなぁ・・・と日頃から感じています。(罪悪感を持っていると言えます)
その反面、家族がいなければもっともっと仕事に時間が裂けるのに・・・と仕事に没頭したいのに我慢している自分もいます。(自分が犠牲になっている感じするのですね)
夫の「これからはみえぽんが稼いでね」と本当に意味もなく言った一言が、
本当はもっと仕事をしたいのに、あなた達家族に遠慮してできないのよ!
という犠牲になっているという気持ちを刺激し、爆発をしました。
その後、僕が週末子供達の面倒を見ている・・という言葉が、
私は家族に迷惑をかけているという罪悪感を刺激しました。
カウンセラーとしては、
普段もっと仕事をしたいと思っているけれど、今はセーブしている感じがして、本当は少し苦しいんだ。
でも、家族の為に時間が裂けない自分がいて、そのフォローには心から感謝しているよ、ありがとう。
と言えれば良かったのでしょう、きっと。
気持ちが落ち着いた翌日の夜、この気持ちを夫に伝えました。
夫はそうかそうだったんだね・・・とまた夫婦で飲み直しをして、今度は和やかな夜になりました。
でも有難いことに、子供達は夫婦が喧嘩していても全く心配する様子はありませんでした。
後日訊いてみると、「だっていつもの事じゃない。どうせパパとママはすぐに元に戻るからさ。」と
信頼をしてくれているようでした。
夫婦は違う人格を持つ2人であり、意見の相違は起こって当然。
人間ですから衝突もあるでしょう。
でも、その後に「本当はこう思っていたんだよね。こうして欲しかったんだよね。」と伝えられるといいのかなぁ・・・と思います。
今日もブログを読んでくださりありがとうございます。
良い一日になりますように