6月の皆さんからの拍手コメントから(上)~女性性のお話~

早いもので6月も月末に近づいてきました。今月も沢山の方から拍手コメントを頂きました。この場をおかりして心より感謝申しあげます。
この中からいくつか質問も頂いております。今月は今日と明日の2日間にわたって皆様からのご質問にお答えしていきたく思います。しかしながらブログの容量を考えるとどうしても全員の方のご質問にお答えできないこと、お許しください。

今日は特にコメントの多かった「女性性」についてのご質問を中心にお答えしていきますね。

私の回りで、いつもパンツスタイルの女性の考え方がすっごく女性らしくて、逆に女性らしい雰囲気、格好の人の方が「おっさん」だったりするような気がすごくします。もっとこの内容のお話をお聞きしたいです!

⇒女性には女性性だけが存在し、男性には男性性だけが備わっている・・・と言うわけではありません。
一人の人間の中に、両方の要素が備わっています。そして女性性、男性性がバランスを取り合っているのです。
このバランスがちょうど良い状態にあると、人は無理をしている感じもなく、楽に自分が生きているように感じ、
周りの状況もスムーズに動いていると感じられます。

ですので、外見がとても男性のようであるとするならば、中身は大きく女性性に振れるとちょうどバランスがとれますよね。その逆で、女性らしい雰囲気の人が、特にお酒を飲んで素の自分が出てくると「おっさん」だったりします。
他にもいろいろなパターンがあります。
例えば会社ではとても「男性」のように「部下の男性に対しても上司のおじさまに対してもバリキャリで信頼も厚い、できる奴!」で通している人が、実は家ではとても優しいお母さんだったり、料理上手で甘え上手な妻だったりします。
または、私がCAの世界にいたときは、「大奥のようなザ、女の園!」のような職場なのに、性格はとてもさばさばした”頼りになるオトコ”のような人が沢山いました。1人でも海外のどんな街でも闊歩しちゃう人、ゴルフもおじさま顔負けに上手い人、自分で最終的には会社を興しちゃう人、海外の外資系に転職してバリバリ稼いじゃう人・・・ホント、男性性をふんだんに出しまくっている人がなんと多かったことか!

大事なのはバランスなのです。
男女雇用機会均等法が1985年にでき、そのあとこの機会均等法の改正版として97年法もでき、女性は社会で男性と同じように働ける社会になりました。
しかし、本来女性として当たり前に感じている部分、「頼ること、労わること、男性に守ってもらいたいと思うこと、小さいものを愛でる、育む気持ちなど」を切り離さないと仕事で男性と対等にやっていけなかったり、結婚で専業主婦になると経済的に依存して男性に負けている感じがして嫌だから、結婚はあまり考えたくない!と女性であることに嫌悪感を感じて、女性性を否定する場合があります。
これでうまく人生が回っていれば何も問題はありません。
しかし、「仕事ばかりやっていて、なんだか焦燥感を感じる。」
「仕事で成功を手に入れているのに、どこかむなしく感じる。」
などと感じた時、もしかしたらもう一度女性性に目を向けてあげる時期なのかもしれないのです。

心理学を使ったカウンセリングでは仕事がうまく進まなくなった時、パートナーシップを見直す・・・という手法をとることがあります。パートナーシップの充実は、時に「助けてと言える自分」と弱い自分を受け入れたり、感情をお互いうまく感じ合って労わり合う、愛し合うということが不可欠になってきます。ここに女性性が発揮されることが多いわけです。
そして守るものが出来た時、自分を支えてくれるものが出来た時、人はまた新たにモチベーションが上がってきて仕事に取り組もうと心が向く・・・ということがあります。これは1人で仕事に向き合うのとはまた違ったパワーが生まれてきます。


女性は女性性を持ったら成功しないんでしょうか。

⇒先にも書きましたように、女性は女性性もったほうがいいかもしれません。
この現代社会では、小学校のころから競争社会で、高校大学受験、就職試験、その先の仕事で認められること・・等で十分すぎるほど女性であっても男性性を必要とされ、頑張ってきている人がほとんどだからです。
ということを考えると、男性性は充分お持ちの方は多いようです。
結婚していても、子育ても家事も家族の事全て自分一人で背負い、「自立気分満載!」という頑張り屋さんは男性性を活用して日々切り抜けているように思います。
しかしバランスの面からも、女性性もあったほうが自然ですし、女性本人も楽に感じると思います。
「東洋経済」や「PRESIDENT」を読むのも楽しいですが、「VERY」や「STORY」を読むのも楽しくないでしょうか?
折角ですから両方楽しめたらいい感じがしませんか?

もうひとつ。これはすでにパートナーがいる方向けなのですが、女性が女性性(母性主体である女神性と小悪魔ちゃん的な女性性)を男性に感じさせてあげると、男性は本来持っている男性性があがり、仕事に邁進して成功する・・という傾向にあります。いわゆる「あげまん」といわれるものですね。

何度も申しますが、何も不都合に感じていなければ「絶対に女性性が必要!」と言うわけではありません。
人によって感じ方、人生の生き方は様々。十人十色です。
ですが、もし、「なんか人生うまくいっていない気がするなぁ・・・」と思うようであれば、この女性性の話が参考になれば幸いです。

今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。
良い一日になりますように

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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