ねぇきいてきいて!褒めて褒めて!~みんな持っている気持ちです~

「ねぇ、先生!みえ子せんせ~~い!きいてきいて!あのね・・・・・」
私がレッスンの教室に入ると、子供たちが一斉に話し始めます。
カウンセリング以外に、私は子供達に英語を教える仕事もしています。
私自身、我が子たちがイギリスで英語を習得してきた過程を目の当たりにしてきたので、この経験を
生かせないかな・・・という思いで始めたのですが、もうひとつ、子供達から沢山のエネルギーをもらえるから・・
ということも理由の一つです。

子供たちの心は本当に柔らかく、そして純粋そのもの。
毎日色々な事を刺激的に感じるようで、沢山の事をきいてほしいようなのです。
きいてほしいばかりではありません。
「みえ子先生!ほら見て見て!こんなこともできるんだよ!」と習っているバレーの技を披露してくれたり、
「今度の週末はサッカーの試合があるんだよ。僕その試合に出るんだよっ!」
と、”褒めて承認して欲しいオーラ満載”です。
「わーお、すごいじゃない!先生には出来ないなぁ」
「お、試合か~。きっと大活躍だねー。頑張ってね。」
と伝えると、もう目はキラキラで得意そうな表情をします。子供達の反応は本当に素直。

人は皆、
自分の事をわかってほしい、
自分の事を認めて欲しい、褒めて欲しい
という欲求を持っています。(共感欲求、承認欲求と言います)
子供だけではなく、大人も。男性も女性も皆です。

子供のころ、親に無条件に「そうかー、君は本当にすごいんだねぇ。」「あなたの話を聞くとパパやママは
嬉しくなるよ。」と言われて育った子供達は、自己肯定感の高い大人に成長することが多く、自分に無条件
に自信を持つようになります。
このような人は人間関係をうまく作ることが出来る事が多く、人生は自分の味方だ、と思える傾向が
強いようです。
親が一番身近な存在ですので影響力が大きいのですが、先生や友達のお母さんでもいいのです。
沢山沢山承認された人は、とてもうれしい気持ちを感じ、その分自分により多くの自信をつけていくことが出来ます。

私達がイギリスにいた頃、息子たちが通う現地校では先生と親が面談する度に
「あなたの息子はこんなところがすごい!あんな所もすごい!」
とこれでもか~!と褒めてくれました。改善すべき点を先生がおっしゃってくれないので、
「あの~、ここを直したらいい・・と言うところはどこでしょうか?」
と訊いてみました。日本でしたら担任の先生との面談では必ず「こういうところを直したら、もっと良くなりますよ。」とアドバイスをしてくれることが普通だと思ったからです。
しかし、先のイギリスでの先生の対応は「うーん、悪いところを直すよりもいいところをどんどん伸ばしたらいいと思いますよ。問題ないデス。大丈夫!」と、とにかく良いところを沢山指摘してくれました。

だからなのか初めてロシアからこの学校に転校した日、長男は小学校3年生だったのですが、お迎えの時間、クラスメイトは口々に
「彼はすごいよ!九九を全部言えて、しかもすごく早いんだ!彼は天才だよ!誰も彼には勝てなかったんだよ!」と我が長男を絶賛してくれました。日本人は「二一が二」の九九の歌のお陰で、とても算数が世界の中でも得意分野に、特に小学生の頃はなるようです。
長男は生まれてからずっと海外暮らしだったのですが、8歳の時点で4カ国も移動してばかりだったため、英語の習得がとても苦手でした。しかしクラスの子供達は出来ない部分を見つけるのではなく、出来る部分を見つけて、それを褒めてくれました。小学校3年生なのに人を心から褒められるなんてすごいなぁ・・・と私は感心したものです。
褒められて育った子供は、周りの人を褒めることを普通にするんだなぁ・・・と妙に感動したものです。

このきいて欲しい、承認して褒めて欲しい、という気持ちは子供のころは素直に出せても、大人になると
なかなか周りに言えませんよね。

私達カウンセラーは耳を14の心で満たして、「聴く」と言うことを得意とします。
そして沢山承認をします。
それは皆さんに沢山の自信を持っていただき、人生を歩いて行っていただきたいからです。
子供時代だけではなく、大人になってからでも、話を聴いてもらい、承認されることによって沢山の心に
眠っている自信を呼び起こすことが出来ます。

もしあなたが「誰かに話をきいてほしい。もっと褒めて欲しい、認めてほしい。」と思っていたとしたら、それは
人として当たり前の気持ちです。その気持ちを認めてあげ、話を聴いてくれる人を是非探してみてください。
もちろん、カウンセラーに「聴いてください!」と言ってくださってもOKですよ。
そしてもし、あなたの大切な人が「きいてきいて!」ときたら、どうか耳を傾けてあげてくださいね。
きっと多くの喜びを感じさせてあげることが出来ると思いますよ。

今日もブログを読んでくださりありがとございます。
良い週末をお過ごしくださいね。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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