女性性を受け取る(下)~男性性と女性性のバランス~

カウンセリングをして思うこと。世の中の女性は「男」として生きている人がとても多いということ。
男には負けられない。男には舐められないようにしないと・・・。

そんな気持ちを持って生きないといけない、そんな社会のように感じます。
学校の成績も、大学受験も、そしてその先の就職も女性も男性と対等に挑まないと勝ち残れない。

社会は競争社会。競争、勝つこと、挑むこと。
これらはすべて「男性性、つまり男性のように感じる感情」が必要になります。

私は父に男の子っぽく生きるように望まれていたように思います。
「いいか?世の中競争なんだ。周りを蹴落としてとにかく上にあがれ!」と小学生のころからよく言われ
ていました。
高校の夏休みにマニキュアをぬれば「しゃれっ気なんて出すんじゃない。学生は勉強だけしてれば
いいんだ!」と言われ、昔は携帯電話なんてなかったので(重たい黒電話でした)男の子から電話が
かかってきて、うちの父がとってしまうと、「うちの娘はいません!」とガチャンっと受話器を置かれ、
ずっと不機嫌・・・という父。
父は「悪い虫がついたら困る。なるべく男の子らしい恰好を。」と望み、とにかく女の子らしい、
かわいい恰好を嫌いました。

男性とお付き合いをしていた時は、「男には負けられない!」と言う気持ちがあり、いつも強がることが多く、
「強がるお前はかわいくない。」と振られることもありました。

結婚した後も、「夫には負けたくない」という気持ちが心のどこかにあり、いつも夫に対し競争心がありました。
特に結婚後は仕事を辞めていたので、経済的に依存している自分が嫌で屈辱的に感じて、
どこか態度だけは夫に対して偉そうにしていたように感じます。
心理学を勉強して思うのは、もっと色々なことを男性に「お願いする」「頼る」ことをすればよかったと
思います。

カウンセリングの場で、「仕事は順調なのに、どこか虚しく感じる。」「パートナーとうまくいかない。」
とおっしゃる方々の中に、女性性を「悪いもの」とし、男性性を「良いもの」として見ている傾向であることが
多々あります。

仕事に行き詰まった時、全く関係ないように思えるパートナーシップに目を向けて、そちらを充実したものに
しようと取り組んだとき、仕事もうまく行き始めるということもよく起こります。
また結婚をしている時、女性側が「弱さ、育む、包み込む柔らかさ」などを自分の中に取り込んでいった時、
男性側はより女性の為に頑張り、男らしさを上げ、仕事で成功することも多くおこります。

父にはずっと「男性らしさ」を求められてきましたが、やはり今にして思うと「どんなお化粧がきれいに見えるかな。」「どんな格好が女性として素敵に見えるかな」と女性雑誌をぱらぱらと見たり、今はやりの「美魔女」
のようにきれいになるにはどうしたらいいかな・・とあれこれ考えるのはやはり楽しく、自分にとって自然に感じるのです。

今日もブログを読んでくださりありがとうございます。
皆さんにとって良い一日になりますように

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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