飛行機に搭乗するとき、キャビンアテンダントは真っ先に挨拶をしてこないでしょうか?
「おはようございます。お座席は何番でしょうか?」
「いらっしゃいませ。ご搭乗ありがとうございます。」
なぜキャビンアテンダントは先に挨拶をするのでしょうか?
私が新人CAだった時、とにかく挨拶は先にするよう先輩によく言われました。
「いらっしゃいませ。お座席はどちらでしょうか?」
「23のKだけど」
「ご搭乗ありがとうございます。窓側でいらっしゃいますね。
今日はお天気もよく、富士山がきれいにご覧になれますよ。」
「それはよかった。どうもありがとう。」
と、プラスの言葉でお客様をご案内できます。
でももし、お客様から先に御挨拶されると・・・。
「おはよう。」
「おはようございます」
「あのさー、窓側の席なんだけど、通路側に変えてもらえる?」
「あ、すみません、本日は生憎満席で・・。」
などと相手のペースに巻き込まれ、挙句マイナスの対応になりかねません。
こちらが先に挨拶出来れば、こちらに会話の主導権を得ることができます。
「こんにちは。」
「こんにちは。」
「あのね、これからコーヒー飲みに行こうかと思って。一緒にどう?」
と話しの主導権を握るのは挨拶を先にした方です。
先に挨拶をしてる人は、自分の意思で生活や人生を送る人が多いように思います。
なぜならば、会話に主導権をにぎり、自分の望むように会話を先導できるからです。
もしもビジネスでもプライベートでも、自分のペースで過ごしたいと思うならば、
「先手必勝のあいさつ」は大きな効果を生むことになるでしょう。
ぜひぜひお試しください!
今日もブログを読んでくださりありがとうございます。
良い一日になりますように