パートナーの浮気を知った時(3)~浮気を知った後、その先のお話~

前回のブログパートナーの浮気を知った時(2)の続きです。

浮気をされてとにかくも苦しいのは、自分がとても矛盾した感情を持つこともその一つです。
「別れたい気持ちもあるのに、別れたくない気持ちもある。」「彼の事大好きなのに許せない。」「やり直そう!と決めたのにセックスはしたい気持ちにはなれない。」などなど・・・・。

このような時、一番に考えて頂きたいことは、
自分自身が幸せになるにはどうしたらいいのだろう?
ということ。「幸せに感じるためには?」ということに沿って考えていくと、たとえ結果が「やり直す」「別れる」
のどちらになったとしても後悔することにはなりません。

結果がどちらに転んでも、知っておいて欲しい事があります。

我々の心の中には「愛情のタンク」と呼ばれているものがあります。
このタンクが愛情で100%満タンになっている時、とても安定した気分でいられます。
この愛情は相手から全部与えられたものであるのではなく、半分は相手から与えられ、半分は実は自分で
生み出しているものです。
浮気が発覚するとどうでしょう?相手から与えてもらっていた愛情はなくなったと感じ、愛情のタンクは半分の
状態になります。さらには、「もう自分は女性として何の魅力もない人間なんだ。」「私が悪い奥さんだったからだ。」と自分を責めてしまうと、自分からの愛情も無くなってしまい、愛情のタンクはゼロになってしまいますね。
例えばの話。砂漠で遭難し、水も底ついてしまった時。
喉がからからでなんでも良いから飲みたいとき・・・・。泥水であってもなんであっても「水分」であったら何でも
欲しい!って思うと思います。でも、普段の状態であれば「コーラ?ミネラルウォーター?それともビールが良いかな。」と冷静に飲みたいものを判断できます。

心も一緒で、愛情のタンクに半分でも愛が入っていれば、
「この人と一緒にいても自分は幸せにはなれないな。」と、ともかくも一番良い方法を選択するでしょうが、
全く愛情がタンクにないと「どんな愛でもいいからとにかく欲しい!」と相手がどんなにひどい男性であってもがむしゃらに愛を求めてしまいます。

たとえ今はパートナーからの愛情が期待できなくても、自分で愛情を生み出すことが出来れば、心の愛情タンクに愛を保存しておくことは可能ですよね、それがたとえ100%でなくても、半分でOKです。

自分で愛情を生み出すには、自分の事が好きになることが大切になってきます。
「浮気されちゃったけれど、でも私、ここまでよくやってきたよ。すごいよ、私。」
「お料理、レパートリーは少ないけれど、一生懸命作っていたよな。」
「仕事と家事、両方やっていたし!偉いよ、私。」
子供育てることは本当に大変だった。よく頑張ったよ、私!」
などなど、どんなことでもいいのです。自分の好きなところ、ひとつでも多く探してみて下さい。
その一つ一つがやがて自信をつけていってくれます。

自信がない時は「別れてもうまくいかないのではないか?」「やり直してもどうせダメなんじゃないか?」
とダメな未来しか想像できないという状況になってしまいがち。
「別れてもやり直してもどちらを選んでも後悔しない」という心境になれた時、きっと心の愛情タンクは
自分で生み出した愛で半分満たされ、どちらの道を選んでもきっと幸せになっているはずです。

人生に失敗ということはないのですから。

相手の浮気によって、2人で積み上げてきたものがすべて壊れてしまい、その時間は無駄だったように感じるかもしれません。失敗に感じるかもしれません。
でもはたしてそうでしょうか?「浮気される前の自分」と「今の自分」を比べた時、一つでも成長した点は見つかりませんか?もし見つかったとしたならば、それは浮気で苦しんだ経験が、あなたを成長させたということです。
友達が浮気相談をしてきても、以前ならば「浮気された方にも問題があったんじゃないの?」なんて思ったりしなかったでしょうか?
けれども、今なら「本当に大変だったね。辛いよね。」ととても親身になってあげられることでしょう。人の痛みに寄り添える、より深い思いやりを持つことが出来るようになったのではないでしょうか?

浮気は本当に辛い経験です。
けれどもそこに何か意味を見いだせるとしたら・・・・
あなたを成長させる、器の大きな女性になるきっかけになるかもしれないのです。

今日もブログを読んでくださり感謝です。
良い週末をお過ごしください。  

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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