パートナーを浮気を知った時(2)~浮気にまつわる男女の心の動き~

前回のブログパートナーの浮気を知った時(1)の続きです。

心に受けた傷を少しずつ癒していく事と並行して、パートナーを浮気に走らせたのはどのような感情なのか、理解をしてその上で相手を受け入れていく・・・という、された方としては傷も受けているのに、さらに自分が相手を受け入れる・・とかなりいばらの道のような、成熟さを伴う考え方を求められます。

浮気という現実は、否応なしに今のパートナーシップの関係性はどうなんだろうか?と関係性の本質に向き合うことになります。
夫はどんな感情を感じて、浮気という行動に走ったのか・・。そこに注目していくことがポイントになっていきます。
人の行動には、必ずそこになにかしらの感情が伴います。
「とっても家族に満たされていて、妻を心から愛していて、妻からも愛されてる!さぁ、浮気をするぞ~~!」
と思う男性はあまりいません。
そこに満たされない思い、寂しさや自分が認められていない気持ちが募って行ったときに浮気が起こることもあります。
もちろん人それぞれで、すべての人に当てはまるわけではありません。
しかし、家庭やパートナーに満たしてもらえない思いや欲求を他で調達する・・・ということは多いと言われています。これを不足原則と心理学ではいいます。

例えば、育児でお母さんは忙しいですよね。
子供が第一。それはそうです。子供はなんでも1人で出来る訳ではなく、親に依存していますもの。
育児で忙しい時、ついつい女性は
「あなたはちっとも手伝ってくれない!」と毎日毎日不満ばかりを夫にぶつけてしまったり、
「育児で疲れているし、セックスするくらいなら眠りたい!」と寝室も別々になることは多いものです。

こんな時、男性は「家庭に自分の居場所がないな。いつも文句を言われて自分は受け入れらていない気がする」と感じて、外に居場所を求めてしまったり、外で自分を受け入れてもらおうとすることがあります。
もちろん、だから浮気をしていいのだと言うつもりはありません。
やはり浮気はされた方には大きな心の傷を負うことになるので、絶対しないでいただきたい事だと思っています。
しかし、浮気をしてしまった背景は何だったのか?と考えることは、関係を修復する上でとても大切な要素です。

そうか、相手は寂しかったんだ。
自分の存在を認めて欲しかったんだ。
その事実を受け入れ、女性側が今度は自分がその欲求を満たしてあげよう・・と思えるのはとても成熟した気持ちが必要になってきます。
「どうして、なんで浮気された私が変わらなきゃいけないの?
悪いのはあいつなのよ!」
と思う方が楽ですし、そう思っても全く不思議ではありません。
しかし、関係修復をするにはここが頑張りどころであることは多いのも事実。
この相手を受け入れてあげよう・・・と出来るほど成熟している自分を是非褒めてあげてください!
そして、どうしても許せない!という気持ちがムラムラと沸き起こってきたら、パートナーにぶつけず、
是非カウンセラーにその思いをぶちまけてください。
1人で頑張るにはとても大変な道です。どうか頑張れるように、ガス抜きを出来る場所は確保してくださいね。

一方で、浮気をした男性は開き直りの態度をとったり、一見全く反省していない態度をとったりすることがあります。
これは本人の罪悪感が大きければ大きいほど、傍から見ると全く反省していないように見えることは多々あります。認めてしまったら大変なことになっちゃう!と怖れが大きいからです。
けれども、本人もわかっていることが多いものです。
自分はパートナーを傷つけてしまった。何て悪い事をしちゃったんだ!と。

しかし、どうしても罪悪感を感じたくないのが人間というもの。
色々と理由を述べてくることもあります。
「お前が僕の事を責めてばかりいたからだ。」「君のせいだ。」
なんて言ってくることもあるかもしれません。

この罪悪感から距離をとりたいために、「あなたが悪いのよ!」と責め立てるパートナーからはさらに逃げたくなりますので、ここは責めることは賢明ではありません。

また、早くなかったことにしたくて「もう過去の事なんだから早く忘れて前に進もうよ!」と先にとにかくも進もうとすることもあります。これも浮気をしてしまった側の罪悪感のなせる技です。

いずれにしても関係を修復する・・という過程は時間もかかりますし、努力もいることは確かです。
しかし、関係を見つめ直す機会であることに間違いはないようです。

次回は「浮気を知った後、その先のお話」について書かせていただきます。

今日もブログを読んでくださり本当にありがとうございます。
皆さんにとって良い一日になりますように。  

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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