私は中学の頃からスチュワーデスになりたい!と思っていました。
いや、なってやる!っという決意に近かったように思います。
私がCAの試験を受けた時は、本当に沢山の受験者がいました。
羽田のライン整備ビルが試験会場だったのですが、浜松町から出る東京モノレールは満員、そのライン整備ビルの駅では全員が下車、駅から整備ビルまでまるでありの行列のように、ずらりと受験者の列が出来ていました。
どれほどの競争率だったのか、私の知る由もありません。
私はCAの試験を突破すべく、昼間は普通に学生をし、夜間に3カ月のCAの受験専門学校に通っていました。
その専門学校から毎年かなりのCA合格者を出していました。
その学校で毎回レッスンのはじめに講師に先導され、皆で唱えていた言葉があります。
あまりに昔で一語一句は記憶していないのですが、以下のような内容でした。
私達は飛びたい
長い長い滑走路の果て
私達は飛びたい
大きな大きな大空を・・・
この後にも文章は続いていましたが、もう20年以上も昔で細かくは記憶していません。
しかし、その文章を唱えていた時、私が思い描いていたのは、
自分が大空を飛んでいること、
自分がジャンボジェットで仕事をしている様子
でした。
自分が飛行機に乗ってお客様と話している様子
制服を着て空港を歩いている様子
搭乗のとき、お客様に笑顔を向けてる様子・・
それらを毎回、思い描きながらその文章を皆で唱えていたのです。
その時は全く心理学を知らなかった私ですが、今にして思えば
潜在意識に刷り込んでいく
という行為だったのではないだろうか?
と思うのです。
言葉に出して、自分の心にリアルに自分の目標とする状況を再現していく。
そうすることにより、心はもうその状況になったかのように反応していきます。
そして心がそう思い込んだ分、周りの状況を心の状況に合わせていきます。
そんな事があるわけない!!っと思うのも無理はないかもしれません。
しかしながら、私はCAになった後、
海外駐在をしてみたいな・・・
と思い、その気持ちを友達に話していました。
そうしたら、どういうわけか当時付き合っていた彼が香港に駐在することになりました。
もちろん彼も言っていました。
いつか海外駐在に出てみせるって。
しかしながら、当時はバブル経済が崩壊した後で、一時帰休なる言葉もはびこる中、海外駐在なんて無理な風潮でした。
でも言葉に出すと潜在意識はその目的に向かって動くのかもしれません。
去年の10月、このカウンセリングサービスの母体である神戸メンタルサービスのヒーリングワークというグループセラピーの場で、
私はプロカウンセラーになりたいんです。その目標を叶えたいと思っています、
と皆の前で宣言しました。
その半年後、その願いは叶うことになりました。
沢山の偶然が重なったのかもしれません。
でも、心の力が実はものすごいものだとしたら・・・
この力を信頼してみてもいいのかもしれません。
こんな科学的でもないお話、どうよ?っと思うのもごもっともです。
私も現に「どうよ?」っと思うからです。
でも、もしかして大きな力ってこの世に存在するのかも??っと思う節は多々あります。
心の中で思ってみることは、
潜在意識ってやつを信頼してみることは
無料ですから。
やってみても失うものはなにもありません。
お試しの価値はあるかもですよ。
今日もブログを読んで頂き、本当にありがとうございます。
皆の願いが叶いますように