CAの先輩に習った人間関係のコツ

私がその昔、キャビンアテンダントをしていたころのお話です。

当時モスクワ10日間パターンと呼ばれるフライトスケジュールがあり、同じフライトで仕事していた仲間達と10日間ずっとホテルで生活をするという経験をしていました。
当時はモスクワ便は毎日あるわけではなく、週2便で、モスクワを経由してパリに飛んでいました。なので、日本から乗務してモスクワでクル―(乗務員のことです)は交代し、モスクワから別のクルーがパリまで往復し、またモスクワに戻ってくるという乗務パターンでした。
当時のモスクワは今のようにまだ市場が世界に解放されておらず、「いかにも共産国」という雰囲気が色濃く残っていました。しゃれたレストランもなく、自由に観光が出来る雰囲気でもなかったのです。
特に冬のモスクワはマイナス20度まで気温が下がり、長くは外には居られません。鼻毛もまつ毛も凍りついてしまうんです。

おのずとホテルに缶詰状態になります。ですから本を何冊か持っていき、毎日毎日本を読んだり、ホテルに「クル―専用の部屋」を会社が常時借り上げておいてくれたので、そこに皆で集まって毎日鉄板焼きパーティをしたり、皆でビデオを見たりしながら10日間を乗り切っていました。

キャビンアテンダントのスケジュールは1カ月ごとに会社から月末に翌月分を知らされます。その中に「スタンバイ」という日もありました。そのスタンバイは病気などで突然仕事に行けなくなったクル―に代わって、自分がそのフライトを飛ぶということで、当日までどこに飛ばされるかわからないのです。

夕方、突然電話がかかってきて「明日のスタンバイに仕事が入りました。9日間のサンパウロ便に乗務してください。」「3日間のホノルル便にお願いします。」先の「モスクワ10日間のフライトが入りました。」など言われるわけです。

会社に出社するまで、誰と一緒に飛ぶのかもこのスタンバイ乗務の時はわかりません。通常は自分のグループで乗務することが多いのですが、このような場合には「自分だけグループ外のメンバー」ということになります。

このような状況に常にキャビンアテンダントはおかれているので、「人間関係をうまく保つ」事において、日々鍛錬の毎日でした。初めて会った人とも気持ちよく仕事をし、現地では食事など一緒に行動し、モスクワのような所ではそれこそ寝ている時以外はずっと一緒に行動をしなければなりません。

そのキャビンアテンダントの先輩でとても素敵な方がいました。
彼女の周りにはいつも人が集まり、とても良い空気が流れていました。
その先輩がしていたことは、「周りの人をさりげなく褒める」というものでした。
どんな人も褒められるととてもうれしいもの。

「そのピアス、センスいいわね。どこで見つけたの?すごく似合っているわ~」
「髪型変えた?短いのも似合うのね。」
「さっきのお客様との受け答え、とても言葉使いが丁寧だったよね。その調子!」

その先輩は「この人の良いところはどこかな?」という目線で私達の事を見ていてくれていました。
ですので、私はその先輩の事を悪く言う人を1人も知りません。
皆、その先輩のファンでした。
私はいくつかの「人間関係のコツ」をこのような先輩や、沢山の同僚たちから学んだキャビンアテンダント時代でした。

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お陰さまで沢山の方にフェスタのご予約を頂いております。
確実にご参加頂けるよう、事前にご予約を頂けるとありがたく思います。
私も明日は受付に座っている予定ですので、どうぞ声をかけてくださいね。

沢山の人とお話出来ることを心から楽しみにしております。

今日もブログを読んでいただき、本当にありがとうございました。
今日も皆さんにとって素敵な一日でありますように。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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